モルモットが撫でると伸びる動作をしたときは、モルモットを飼う初心者としては喜んでくれているのか、それとも嫌がっているのか気になりますね。
モルモットが撫でたときに伸びる動作をするのはリラックスをしているということです。モルモットは仕草によって自分の気持ちを表現する動物なのです。
そこで、モルモットが撫でると伸びる仕草がどんな気持ちを表しているのか、撫でることでモルモットにどんな効果があるのか、さらになつかせるポイントなどについて説明していきます。
これで、あなたもモルモットの気持ちがわかって、ますますモルモットとの信頼関係も深まることでしょう。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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モルモットが撫でると伸びるのは嬉しい仕草
モルモットを初めて飼育する人にとって、いつもと違う仕草をすると、どんな意味があるのだろうかと気になってしまいます。
モルモットの事を大好きだからこそ、気持ちが知りたくなるのは当たり前ですよね。
特にスキンシップを取っている時に発する鳴き声や仕草は、嫌がっているのか?それとも喜んでいるのか?わからないと不安になってしまいます。
モルモットが嬉しいときの仕草についてご紹介をします
- 体を伸ばす
- 目を細める
- キューなどと鳴き声を発する
このような仕草はモルモットが心地よい、嬉しい時にする仕草です。
モルモットが嫌がっている時の仕草
- 体をビクッとさせる
- 体を硬直させる
- 歯でカツカツと音をたてる
このような時は警戒心を強くしていたり、嫌がっているときです。
どのような仕草をしているかを見逃さずに、タイミングをはかってスキンシップを取るようにすると良いですよ。
モルモットを撫でてマッサージすることはストレス解消にもなる
個体差はありますがモルモットは撫でてあげると、気持ち良さそうにする子が大半です。
また撫でられるのが好きなモルモットには、マッサージをしてあげるとより嬉しそうにすることがありますよ。
ではモルモットには、どのようにマッサージをしたら良いのか?気になりますね。それはとっても簡単、気持ちよさそうな場所を撫でて上げるだけでOK!
モルモットの気持ちの良い場所は、人と似ているので、足の付け根や足の裏、頭から背中にかけて、猫のように耳からあごにかけてのラインもとても気持ちよさそうにします。
しかしモルモットにも個体差がありますので、どの子も同じ場所が良いかというとそうではありません。
自分のお家のモルモットが好きな場所を探して上げる事が大切。またいつもは気持ちよさそうにしていたのに、痛がったり、異常を感じた時は、体に異変が起こっているサインかも知れません。マッサージはモルモットとのスキンシップを取れるだけでなく、ストレス解消になったり、体の異変に気がつくことも出来る良い方法です。
もちろんモルモットが嫌がる場合は無理強いせずに、少しずつ慣れるのを待ちましょう。ちなみにお尻はモルモットが触られて嫌な場所ですのでご注意を!
モルモットが嬉しいときは撫でると飼い主の手を舐めることも
モルモットが嬉しいときにする表現についてご紹介をしましたが、その他にも撫でていると手をペロペロと舐めることがあります。
またよく知られているのがポップコーンジャンプ。その名の通りポップコーンがフライパンで跳ねるように、元気よくモルモットが体を捻りながらジャンプします。
この仕草が見られるのは期間限定!約1歳頃までで、おとなになると見られなくなるので、小さな時期のこの仕草を見逃さずに楽しんでくださいね。またポップコーンジャンプはモルモットの好奇心の現れを表現しているとも言われています。
撫でられて嬉しいとペロペロと舐めて気持ちを表現するモルモット、しかし嫌だと感じている時は手を頭で押し返してきたり、唸り声をあげるときもあります。こんな時はご機嫌がナナメだったり、今はスキンシップをとりたくないと言っている証拠なので、次の機会にスキンシップはおあずけです。
モルモットを撫でることで仲良くなれる
モルモットは警戒心が強く臆病な性格の動物ですが、飼い主さんとの信頼関係を深くすることでコミュニケーションを取ることが出来ます。
撫でてあげると上記したように喜びを体で表現してくれたり、鳴き声を出したりと、愛情を返してくれます。
また遊んでほしいときや、何らかの欲求がある時はケージに近づき、こちらを向いて鳴いて知らせるような仕草をするようにもなります。
こうなると意思疎通ができて、より可愛くなってきますね。
その他にもケージから出すと飼い主さんによってきて、抱っこをせがんだり、撫でられると目をとじて眠ってしまうモルモットも!
これはとっても飼い主さんに気を許している証拠なんですよ。人は目をつぶって寝ることは当たり前ですが、モルモットは捕食される側の動物なので、いつ動物に襲われるかわかりません。そのため目をつぶって熟睡をすることはほとんどなく、目を開けたままウトウトするのが基本の眠り方です。
そのためモルモットを初めて飼った方は、驚いてしまったり、病気ではないかと思ってしまうこともあるほどです。
そんなモルモットが巣箱から出て、目をつぶって眠るということは、とっても珍しいことなのです。
こんな風に仲良しになるためには、ふれあいを大事にすること。モルモットの気持ちに寄り添いながら少しずつ始めてみてください。
モルモットを抱っこするタイミングは慎重に
モルモットを飼い始めると抱っこをしたい。腕の中でモルモットがうずくまっている姿を見たいと思いますが、警戒心の強いモルモットをなつかせるのには時間が必要です。
まずは撫でるスキンシップから始めて、モルモットが気を許してくれるようになるのを待つことが大事。抱っこはそれからです。
モルモットを抱っこをするときは抱き方にも注意を!
自然界では猛禽類などに捕食される危険性があるモルモットは、背中を鷲掴みにされると、とても嫌がります。
ペットとなって家で過ごすモルモットでも、その習性は変わりません。また上から影が襲ってくるだけでも恐怖を感じるモルモットもいます。
モルモットを抱く時は上からではなく、低い位置から両手で包み込むように手を差し出しましょう。
また日頃から餌を上げるときなどに名前を呼んであげると、その声を聞いて安心することが出来ます。抱っこをするときもいつものように名前を呼びながら、警戒心を解いてあげることが大切です。
抱っこをしたら腕とお腹を使って、モルモットを自分に密着させてください。片手はお尻を支えて上げて、もう一方のては胸へ。立ったままではなく座って抱っこをすると安定しやすいのでおすすめです。