モルモットは鳴き声で気持を表します。警戒している時の鳴き方

モルモットは鳴き声で自分の気持を表したり、コミニュケーションを計ろうとしたりします。

夜行性ですから、夜にクイックイッと鳴いて『かまってよー』とアピールしたり、キーキー!鳴いて不安を表現したりします。

警戒している時は低い音でグルルル、ドゥルルルと唸るような鳴き声を発します。
強い不快感や恐怖心のあらわれでもあるようです。

グルルルルと低い唸り声をあげているなら、何かに警戒し、恐怖を感じているのかもしれません。

モルモットの表情をよく見て怯えているのか、警戒しているのか、なにか不愉快に思っているのかを見極めてあげてください。

また、人間には聞こえない音に怯えている場合もあります。
必ず原因があるはずですから、その原因を見つけて対処してあげましょう。

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モルモットの鳴き声について。警戒している鳴き声は「グルグル」「グルルル」

飼っているモルモットが低い声でグルグル、グルルという鳴き声をあげることがありますか。
この鳴き声が聞こえたら、何かに警戒や恐怖、不安を感じているサインです。

普段と何か違うことがないか、思い出してみて下さい。
もしいつもと変わらない環境でこの鳴き声を出すようなら、人間の耳では聞くことの出来ない音に警戒している可能性もあります。

他にも歯をカチカチ鳴らしたり、甲高い声でキーキーとまるでサイレンのように鳴く場合も同じです。
警戒や恐怖を表しています。

鳴き声だけでは原因を見つけることが難しいですが、同時に行動も観察してあげましょう。
隠れたり怯える様子が見られたら、その前にモルモットはどこにいたか、視線の先に何があるのかなど確認してみましょう。

人間にとっては当たり前のものでも、モルモットにとっては恐怖やストレスになる場合もあります。

原因を見つけて、出来るだけ早く解消してあげることも飼い主としての大切な役割です。

モルモットは喜びや警戒心などを鳴き声で自分の感情を表します

モルモットは基本的に穏やかで大人しい性格をしています。
攻撃的な面を見せることもほとんどなく、マイペースに過ごしている動物に見えるでしょう。

そんなモルモットですが、とてもお話好きな一面を持っています。
鳴き声で感情を表現したり、コミュニケーションをとろうとします。
モルモットが何を伝えようとしているのか、どんな感情を抱いているのか理解してあげると、もっとモルモットと仲良くなれそうです。

自分の要求や気持ちに応えてくれる飼い主に対して、モルモットは信頼の気持ちを膨らませていきます。

このような鳴き声は機嫌のいいときです。
嬉しい、楽しいという感情で過ごしていることを示しています。

  • キューキュー
  • ピーピー
  • フイフイ
  • ホヨホヨ
  • 歩きながらクック
  • ルルルと喉を鳴らす

散歩を楽しんでいるときは、歩きながら鳴き声を出すのでとても可愛いですよ。

  • クイクイ
  • プイプイ
  • キュイキュイ

寂しさなどのストレスを感じさせないように、出来るだけモルモットに寄り添ってあげたいですね。

  • 低い声でグルグル
  • 甲高くキーキー

これは警戒や恐怖を感じています。
体調が悪いときにも鳴くことがあるので、モルモットに変化がないかよく見てあげて下さい。

モルモットのオスは1歳くらいまでは結構世話が焼ける

モルモットは、特に1歳までの若い個体は世話が焼けるそうです。
オスは年中発情期なので、特に鳴き声を出したり威嚇する行動が見られやすいです。

飼い主に噛み付こうとすることもあり、餌をあげるときもヒヤヒヤしてしまいます。

かと思えばキューキュー鳴いて甘えてみたり、何とも気まぐれな時期ですね。
油断は出来ませんが、いろいろな表情を見せてくれるところも、可愛さの一つではないでしょうか。

モルモットは飼い主の顔や声、自分の名前を覚える動物なので、人によって態度を変えることもあります。
餌をくれる人には懐くけど、そうでない人には知らんぷりなんてことも…。

愛情を注げばその分応えてくれる動物ではあるので、育て甲斐はありますね。

モルモットの鳴き声が警戒をあらわしているならゲージに毛布を掛けてみる

人間にとっては普段の生活音でも、モルモットにとっては大きな恐怖を感じる音かもしれません。
しかし、人間にとってはあまりにも日常過ぎて、気付くことが出来ない場合もあります。

モルモットのケージを、出入り口の近くやテレビの近く、キッチンや家電製品の近くに置いていませんか。

出入り口は常に足音が聞こえてきます。
自分よりも体の大きな人間の足音は、モルモットにとっては大きな音に感じます。

テレビの音も同じです。
そしてテレビを見ながらの人間の声も同じです。
突然笑い声が聞こえてくると、モルモットはとても驚いてしまいます。

キッチンや家電製品も、人間にとってはそこまで気になる音ではありません。
しかし聴覚に優れているモルモットには、冷蔵庫の音、料理をする音など全てが騒音なのです。

騒音のストレスから体調を崩すことも十分にあり得ます。

モルモットがあまりに落ち着かない様子なら、毛布でケージを覆ってみてもいいでしょう。
本来は夜行性なので、暗くなっても怖がることはありません。

モルモットの鳴き声はうるさくはありませんが、夜鳴くことが多いのなら対策を

モルモットが感情を表現するための鳴き声ですが、大きさはそれほど気になるものではありません。
日中は生活音もあるので、近隣に聞こえることもほとんどない程度です。

しかし、それがみんなの寝静まった夜となると、話は変わってきます。
壁が薄い集合住宅では、夜間の鳴き声は近隣にも聞こえる可能性があります。

トラブルを防ぐためにも、夜間、特に集合住宅では鳴き声の防音対策をしっかりしておきましょう。

まずは窓やカーテンは必ず閉めましょう。
カーテンのような布は音を吸収してくれるので、両方使うと相乗効果で防音対策が出来ます。

夏の暑い夜には窓を開けたくなりますが、そこはグッと我慢です。
モルモットがいつ鳴くかわかりませんからね。

クーラーや扇風機で温度を調節するようにしましょう。

モルモットは夜行性。夜中に鳴き声を出させないためにできること

昼間はそうでもないのに、夜になるととてもうるさく感じるというケースもあります。
特に若いモルモットには、この傾向が多く見られます。

それもそのはずです。
モルモットは本来は夜行性の動物だからです。

飼育しているうちに、徐々に飼い主の生活に合わせることも出来ますが、若いモルモットは習性通りに暮らすことが多いので、暗くなった時間こそが活発になる時間なのです。

元気に飛び回ったり、興奮して鳴き声を出すことがあります。

飼い主としては、夜間の鳴き声は気になってしまい、出来るだけ鳴き声を出させないようにと考えてしまいます。

鳴き声を出させないようにするために

  • 餌を多めに用意しておく

モルモットは食いしん坊なので、いつ餌を食べていても不思議ではありません。
夜に餌や水が足りなくて、催促するために鳴き声を出すこともあります。

満足するだけの量を用意しておけば、要求することもなくなりますよね。
夜間は普段より多めの餌を与え、お腹いっぱい食べられる環境にしておきましょう。

  • うるさくても叱らない

ときにはうるさくて、叱ってしまいそうになるでしょう。
しかし、叱ったり叩くことは逆効果です。

なぜ怒られたのかを理解出来ず、飼い主に対して不信感を抱くだけです。
何の解決にもなりません。

これは夜間だけでなく、日中でも同じです。

  • 無視をする

鳴き声を出すたびに構っていては、鳴けば来てくれると学習します。
心を鬼にして無視を続けると、暗くなってからは鳴いても構ってもらえないということを理解していき、鳴く頻度も少なくなっていきます。
しかし、サイレンのようにキーキー鳴く場合は、恐怖や不安を表現しているので、無視せずに原因を解消してから眠りについて下さい。