子供が欲しがっていた念願のモルモットを飼うことに決まり、飼育方法を検索していませんか?
モルモットのお家、専用のケージはないとのことですがモルモットの小屋を手作りするのもいいですね。
皆さん様々な工夫をされているようですが、まずは簡単な方法からご紹介します。
それは家に一個くらいは余っていそうな衣装ケースを使った小屋の作り方です。
自宅に無い場合でもホームセンターなどで手に入れることが出来、価格も手頃ですね。
他にはモルモットには安全な「木」を使って作る方法です。
またワイヤーネットで作ることも出来ます。
それぞれ材料と作り方を紹介していきます。
手作りだと好きな大きさにしたり、素材を選ぶことが出来ますので是非小屋を手作りしてみてください。
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モルモットの専用の小屋がないならDIYで。作り方を紹介します
モルモットをお家に迎え入れることを決めたら、まずはモルモットのケージ探しを始めます。しかしモルモット専用の物がホームセンターなどでは販売されていないことのほうが多く、大半の方はうさぎ用を購入して使用しています。
また中にはモルモット専用の物がないので、小屋を手作りする方もいらっしゃいます。そこでモルモットの小屋は手作りすることが出来るのか?適している材料についてもご紹介していきます。
まず簡単なDIYで作ることが可能な小屋について。素材は衣装ケースです。お家に余っている衣装ケースがある場合は、モルモットの小屋に使えるかどうか、確認をしてみましょう。
大きさはモルモットを一匹飼うのなら、最低限新聞紙半分の大きさがあれば大丈夫です。1㎡は確保してください。そして高さですがモルモットが立ち上がったときの高さ、30センチ以上あることが最低条件となります。
30センチギリギリでは、脱走してしまう可能性がありますので、40センチ以上あるものがおすすめです。
このサイズを満たす衣装ケースであれば、モルモットの小屋として使用することができます。また天井は金網やネットなどを取り外し可能にして設置をすると、通気性のもよく、モルモットの脱走防止にも役立ちます。
床はモルモットの排泄物を処理しやすいようにすのこの利用がおすすめ、すのこの下にはペットシーツや新聞紙などを敷いて、掃除をしやすくする工夫を行ってください。モルモットはとっても排泄物の多い動物なので、掃除をしやすくすることは、モルモットを飼育する上では重要な点です。
モルモットの小屋は安全なすのこを使って。作り方とは
モルモットの小屋を手作りする方法で、最も簡単な方法をご紹介しました。次はモルモットの安全性を一番に考えた小屋の作り方をご紹介します。
モルモットは何でも噛んでしまう習性があり、小屋や床材、巣箱などもかじってしまう子も中にはいます。
かじる理由はモルモットは一生歯が伸び続けるので、歯をすり減らすために本能で噛んでしまう場合、またストレスによって噛んでしまう場合、歯が伸びすぎて痒かったり、欲求を知ってほしくて噛む行為で飼い主さんに訴える場合など色々です。
どの場合でも噛んではいけないものを噛んでしまうのは危険です。
そこでモルモットの小屋も口にしても害のないものを選んで、手作りしてみましょう。
口にしても害のないものというと、モルモットでは牧草や木材が上げられますが、すのこ板ならすでに板になっていて、通気性も良いので、モルモットの小屋を作るのにはもってこいです。
さらにペット用のすのこなら、着色料の点や接着の点から言っても、口にすることを前提に作られているので安心して使用することができます。
モルモットの小屋の作り方
小屋の作り方は、すのこを小屋のサイズにカットをして、留め具やビスなどで固定をします。扉を付ける場合には蝶番を利用し、脱走防止にカンヌキなど外からロックがかかるようにしてください。
なれたモルモットなら小屋の上、天井部分から抱っこで出すことが出来るので、無理に扉を作らなくても大丈夫。これからお家に迎え入れるモルモットなら、上から接触されるのは恐怖を感じるので扉を作ることをおすすめします。
モルモットの小屋の作り方。すのこを使った場合の注意点
モルモットの小屋を作る時、口にしても大丈夫なすのこは最適だと感じますが、注意点もあるのでしっかりと確認をしておく必要があります。
モルモットの小屋のすのこ板のすきまについて
すのこは床材として使用する小動物専用のものから、ホームセンターで販売されているもの、100均で販売されているものなど様々です。
すのこ板で小屋を作る時、壁面はすのこの板と板の隙間が多少あるものの方が、中の様子が見えやすくモルモットの姿を確認することができます。使用する際には、モルモットの頭が挟まらない程度の隙間を目安にしてください。
しかしこのような板と板に隙間があるすのこを床材として使用するのはNGです。うさぎ用のケージに付属されている金網同様に、モルモットの足がすのこ板に挟まってしまい、怪我の原因となる場合もあります。
床材に使用するすのこは、足が挟まらない程度の隙間があるものを使用しましょう。
塗料や釘、すのこ板の素材
すのこ板を使用する一番の理由は安全性でした。ここを重視するのですから素材は天然木100%のもの、着色などがされていなく、釘を使用していないものがベターです。すのこ板を組み合わせるときには、外側から補強をしてモルモットが噛まないように注意をしましょう。
またすのこ板をモルモットが噛んでしまった場合には、板が鋭利に尖ってしまうこともあります。このような場合は使用を中止して、新しいすのこ板と差し替えをしてモルモットが安全に過ごせるようにしてください。
モルモットの小屋はワイヤーネットで大きさ自由。作り方の紹介
モルモットの小屋をワイヤーネットで作ることもできます。
ワイヤーネットはサイズも豊富に用意されていて、飼い主さんの好みのサイズの小屋を作れることが良い点です。
作り方はとっても簡単!小屋の壁面をワイヤーネットと結束バンドを使用して、つなぎ合わせていき小屋を完成させます。
床は排泄物が染み出さないようにプラスチックのトレイなどを使用して、その上に床材を置いてください。
コレでモルモットのワイヤーネットで作った小屋は完成!とっても簡単ですよね。
しかしモルモットに噛み癖がある場合は、結束バンドを噛んでしまったり、ワイヤーネットをかじってしまうので注意が必要です。
また全てをワイヤーネットで作ってしまうと、牧草や木製チップが外に飛び散ってしまうので下部は、ビニールシートやプラスチックの板で覆うなどの工夫をしましょう。
モルモットの小屋作りはスペースを考えて
モルモットの小屋を手作りする方法や、小屋の素材についてご紹介してきました。
素材や作りやすさも小屋を手作りする際には重要な点ですが、やはり最初にお話したように小屋を作るときには、まずスペースを考えることが一番最重要な点です。
手作りだとどうしても飼い主さんが小屋を置く位置を決めて、それにあった寸法のものを作りたくなってしまいます。もちろん、それが手作りのメリットの一つでもあるので、悪いことではありません。
しかし、飼い主さんの目線で作ってしまうと、モルモットにとっての必要最低限のスペースが確保されないこともあります。
モルモットは一日の大半を小屋の中で過ごし、運動が必要だと言ってもケージの外に出るのは30分から1時間程度。ストレスをためないためにも小屋の中の居心地は重要なことだと言うことを理解しましょう。
またモルモットにとって最適な小屋が出来たら、その小屋を置く環境にも注意をすることが必要です。モルモットはとっても臆病な動物なので、音や振動が大きく伝わる場所を避けて、静かに過ごせる環境を用意してあげること、またモルモットに最適な温度が保てる場所を小屋を置く場所として用意してあげてください。