モルモットが懐くのかどうかは育て方にポイントがあります

モルモットはペットとして比較的飼いやすく人にも懐きやすいと言われていますが、実際に飼うとなると本当に懐くのかどうか心配になりますよね。

実は、人間と同じようにモルモットにも性格の違いがあるので、すべてのモルモットが懐きやすいとは限らないようです。

しかし、なかなか懐かないモルモットだった場合でも飼い主の行動次第で懐くようになるので安心して下さい。

ただ、その前にモルモットの性質についても理解しておきましょう。

今回はモルモットの性質と懐くために飼い主が取るべき行動、そして懐かせるための飼育方法について詳しく説明します。これを読んでいただければ、懐くのかどうか心配する必要はなくなりますよ。

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モルモットは本当に人に懐くのか?まずはモルモットの性質を理解しよう

モルモットの性質上、比較的飼い主に懐きやすい動物だと言われています。
しかし、懐かせるのは簡単なことではないようです。

モルモットの性質を詳しく見ていき、どのように懐いてもらうことがいいのか考えていきましょう。

モルモットの原種は、草食の小動物として野生で暮らしてきました。
そのため外敵から狙われやすく、身を隠すという方法で生き延びてきました。

この名残があり、非常に臆病で警戒心が強い性格をしています。
新しい環境や大きな物音に対しても敏感なので、まずは環境に慣れさせてあげることを優先する必要があります。
最初から仲良くなろうと、無理に近付くとそこで心を閉ざしてしまいます。

気温と湿度にも敏感です。
20~26度の温度、40~60%の湿度環境を快適だと感じます。

30度を超える環境では、命に危険を及ぼす可能性もあるので、温度湿度管理にも気を付けることが大切です。

他にもトイレを覚えないという性質があります。
モルモットは小動物ではありますが、意外と大食いなのです。
そのため排泄物の量も多く、ケージのあちこちに排泄をしてしまいます。

清潔を保つためにも、ケージの掃除が非常に大切になるので、家族みんなで掃除を日課にして下さい。

齧歯類なので、歯が生涯伸び続けます。
感情表現としてかじることも、歯をすり減らすためにかじることもあり、何でもかじる性質もモルモットの特徴です。

モルモットが懐くのかどうかは飼い主の行動にもよります

もし懐きやすい性格のモルモットだとしても、飼い主の行動や接し方次第で懐かなくなることもあります。
反対に飼い主の行動で、よく懐くように出来るということです。

モルモットを懐かせるためには、少しずつ順番にが鉄則です。
早く懐いてもらおうと、スキンシップを多くしてはいけません。

そっとしておく

モルモットがおうちにやってきたばかりは、新しい環境がどのようなものか、把握することに集中させてあげましょう。
この段階で突然抱っこしたりという行動は、獲物に捕まったという恐怖心を植え付けてしまいます。

最低でも最初の三日間は、餌と水の用意だけをして静かに見守りましょう。
掃除も排泄物の掃除のみで、ケージ全体の掃除はやめましょう。

新しい環境を認識してもらう

数日して少し慣れたら、ケージ越しに顔を覗かせて飼い主のことを覚えてもらいましょう。
長時間見ていると警戒してしまうので、一日に何回かに分けて少しずつ顔を見せてあげます。

ケージの中も、モルモット自身にウロウロと探検をして、ここが自分の家だと理解してもらいましょう。

名前を呼んであげる

ビクビクしたり、落ち着きのない様子が見えなくなってきたら、かなり新しい環境に慣れてきました。

次は優しく名前を呼んであげましょう。
モルモットは大きく、低い声が苦手です。
優しく高めの声で呼ぶことを意識しましょう。

名前を呼びながら餌を置いてあげると、餌をくれる飼い主だと徐々にわかってくれます。

最後にスキンシップ

撫でたり抱っこをするのは、最後の段階です。
飼い主の手から餌を食べるようになったら、撫でてもいい段階になっています。

手を差し出し、モルモットから近付いてくるのを待ちましょう。
撫でても嫌がらなければ、抱っこをしてみましょう。

スキンシップはモルモットのペースに合わせ、少しでも嫌がれば離してあげましょう。

1日でも早くモルモットを懐かせるしつけのコツとは

少しでも早くモルモットに懐いてもらうには、飼い主が危険ではない、愛情を持っているということを感じてもらいます。

そのために必要なしつけがいくつかあります。

叱らない、叩かない

例えば先ほど説明したように、モルモットは何でもかじります。
馴れてきて部屋を散歩していて、気になるものを見つけるとガシガシとかじることは珍しくありません。

ここで絶対に叱ったり叩いたりしないで下さい。

モルモットはなぜ叱られたのか、意味を理解出来ません。
ただ恐怖を感じ、警戒してしまうだけです。

これでは懐いてくれません。

褒める

モルモットはトイレを覚える性質はありませんが、時間をかけて根気強く教えると覚えることが出来ます。
失敗しても叱らず、成功したときは優しく撫でてあげたり、好きな餌をあげて褒めてあげて下さい。

何かを上手に出来るといいことがある、と理解してもらいましょう。

ケージから出す

基本的にモルモットは、ケージの中で過ごすことになります。
ですが定期的にケージから出してあげるようにします。

適度な散歩や探検は運動にもなり、ストレス発散になります。

懐いてくると、ケージから出すとモルモットの方からトコトコ寄って来たりもします。
冷蔵庫の方へ行き、なにか食べたいとアピールすることもあります。

出来るだけ要求に応えて信頼関係を築いていきましょう。

懐くのかどうかはモルモットの選び方にも関係があります

より懐きやすいモルモットを選びたいのであれば、いくつかの点に注目してみましょう。

モルモットが懐くのかどうかは選び方で変わることがあります。

性別

必ずしも関係すると断言は出来ませんが、性別も懐き方に関係します。
人間もそうですが、男性と女性では性格に違いがありますよね。
モルモットにも個体差はありますが、性別による性格の違いがあります。

懐きやすさを重視すると、オスの方がいいでしょう。
オスの方が、好奇心と甘えん坊な性格が見られます。

好奇心から飼い主の近くに来てみたり、甘えん坊なので早く懐くことが多いです。

メスはマイペースで自立した性格が多いので、見ていて癒やされることが増えるでしょう。

若さ

早く懐かせたいなら、生後1~2ヶ月の若いモルモットです。
成長とともに警戒心が強くなるので、少しでも警戒心が薄い頃がいいです。

若い方が新しい環境への適応も早いので、より懐きやすくなります。

健康

健康状態の良いモルモットの方が懐きやすいです。

体調を崩しているモルモットは、なにか治療を受けている可能性があります。
治療を受けているモルモットは、警戒心が強まるので懐くまで時間がかかる傾向にあります。

治療を受けていない健康なモルモットの方が、人間に対しての警戒心は薄いです。

モルモットが懐くまでにかかる期間とは

警戒心は強いけど、接し方で懐いてくれるということはわかりました。
しかし具体的にどのくらいで懐いて、一緒に遊んだり出来るのか気になりますよね。

正直絶対このくらいで懐く!という断言は出来ません。
一ヶ月で懐く子もいれば、一年かけて懐く子もいます。

モルモットを飼育した経験者の方の実感としては、平均三ヶ月くらいすると懐いてきていることがわかるそうです。
思っていたより長い、という方もいると思いますが、そこはモルモットのペースに任せてあげて下さい。

モルモットの種類によっても性格に違いがあるので、懐きやすいモルモットも紹介しましょう。

・イングリッシュモルモット

一番スタンダードなモルモットです。
一番多く普及しているので、見かける機会も多いでしょう。

モルモットの中では、甘えん坊で人懐っこい性格をしています。
さらに短毛なので、お手入れの手間もなく飼いやすさも兼ね備えています。

・アビシニアンモルモット

体全体がふわふわな毛で覆われているモルモットです。
積極的な性格をしているので、自分からコミュニケーションを取ろうとしてくれます。

ふわふわな体で寄ってくると、キュンとすること間違いなしです。

・テディモルモット

パーマをかけたような体毛が特徴的です。
温厚な性格をしていますが、少し警戒心が強めの種類になります。
馴れると甘えてくれるので、一度懐いてくれるとすっかり仲良くなれそうです。

体毛が特徴的なので、定期的なブラッシングは必要になります。

・クレステッドモルモット

正直警戒心は強い性格をしているので、懐くまでに時間はかかります。
しかし一度懐いてくれると、とても従順な性格をしています。

クレステッドもブラッシングなどのお手入れはほとんど必要ないので、初心者には助かりますね。