マンション暮らしでも、子供のために何かペットを飼いたいとお考えではないでしょうか?
犬や猫は無理という場合は、次に飼えそうなのはモルモットかハムスターが候補に上がりそうですね。
どちらも人気のペットですがモルモットとハムスターではどちらが飼いやすいのか、子供と一緒に遊べるのはどっちかといった情報をお届けします。
手に乗るくらいなついたり、飼い主さんを探して泣くこともあるというモルモットがオススメな理由は他にもたくさんありました。
少しの時間ならモルモットと一緒に留守番をしても寂しくないかもしれませんね。
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モルモットはハムスターよりも懐く子が多いのでかわいい
モルモットは臆病な性格ではあるものの、社交性や好奇心が旺盛なところがあります。
慣れる程度に差はあるもののハムスターよりはなつきやすいと言えるでしょう。モルモットが飼い主に慣れると、みずから膝の上にきてくれたりします。
また、抱っこをしていてなでているうちに寝てしまうという子もいます。飼い主の手をペロペロなめることもあるのだとか。可愛すぎますね。
まるで、犬や猫のようです。ハムスターは慣れても、触らせてくれるのが限界ではないでしょうか?やはり大きさの関係もあるのでしょう。
もちろん、モルモットは手渡しでエサを食べてくれたりケージを開けると自分から飼い主によってくることもあります。
遊んでほしいときには、「プイプイ」「キューキュー」と鳴きます。抱っこをしているうちに寝てしまうほどなつくには時間や個体差があるとはいえ、名前を呼ぶと寄ってくる、手からエサを食べる程度であれば時間をかければできるようになるでしょう。
ハムスターは夜行性でモルモットは半夜行性。生活リズムを合わせてくれるのがモルモット
ハムスターとモルモットの違いのひとつに、行動する時間帯があります。ハムスターは完全なる夜行性ですが、モルモットは夜行性と言われているものの半夜行性となり、飼い主の行動に合わせてくれるのです。
昼間に、たくさん世話をしてあげることで半夜行性のモルモットを昼行性のように生活させることができるのです。
モルモットとの接し方についてご紹介します
モルモットに慣れるようにするにはスキンシップが大切です。ではどのようにしたらいいのでしょうか。まずは抱っこの方法を覚えましょう。
まず、抱っこをする前には必ず声をかけましょう。上から急に捕まえると、とてもビックリしてしまいます。お腹の下に手を入れ、ゆっくり抱き上げましょう。急に高く持ち上げてはいけません。座った状態でひざの上に乗せて慣れさせます。ひざの上でおやつをあげてみましょう。
抱っこするほうも抱っこされるほうも初めは慣れていないので、タオルを使ってくるむように抱っこするのもおすすめです。
モルモットとハムスターの運動について
ハムスターは野生であれば、一日で数10キロも動き回るくらい体力があります。
飼育する場合は10キロとまではいかなくとも、運動をさせてあげなければストレスがたまってしまいます。肥満にもなりやすくなります。回し車のようなある程度運動をさせてあげるものを用意してあげなくてはいけません。
しかし、モルモットはそこまで運動をさせる必要はないので飼育が楽と言えるでしょう。モルモットは運動能力がそこまで高くはないので、回し車に乗せることでケガをしてしまうこともあります。
モルモットの運動は、一日に1回位はケージから出してあげて30分~1時間ぐらい遊ばせてあげればいいでしょう。初めは、いつもと違う環境にとまどって動かないこともありますが、慣れてくると歩き回るようになります。
ケージにいつでも戻れるようにしてあげるのと、室内にモルモット用のトンネルや箱などを置いてあげて身を隠せるところを用意してあげるといいでしょう。
縄張り意識が強いのはどっち?モルモット対ハムスター
ハムスターは縄張り意識が強いので、オス同士を飼うのはおすすめしません。また、メス同士であってもケンカをしてしまうことがあります。
モルモットは群れで生活をする動物なので、ハムスターほど強い縄張り意識はありません。このため、多頭飼いをすることができます。しかし、オス同士の場合は広いスペースがなければケンカをしてしまうこともあります。
多頭飼いするのであれば、メス同士がいいでしょう。オスとメスを一緒に飼うとどんどん増えてしまうので、繁殖を目的としていない場合はやめましょう。
オス同士、メス同士など多頭飼いをするときにはできるだけ初めから一緒に飼うことをおすすめします。いくら縄張り意識が低くても、環境の変化には敏感な生き物なので1匹飼ってみて慣れてきたから、もう1匹というときには少しづつ慣れさせる必要があります。
生まれたときから一緒であれば、同居するのも上手くいくことが多いです。親子の同居も上手くいきやすいのですが、子供が育ってくると上手くいかないこともあるので様子をみて追いかけ回すような行動が見えたらケージを分けてください。
モルモットとハムスターの寿命はどのくらいなのかを紹介
ハムスターの平均寿命は2~3年ほどです。長く生きても5年ほどになります。このハムスターの寿命はほとんどの種類が2~3年となりますが、ジャンガリアン・ハムスターは2~2年半となります。
モルモットの平均寿命は6年ほどですが、長生きすれば10年以上生きることもあります。長生きしやすいモルモットは病気にかかりにくいモルモットと言えるでしょう。イングリッシュや体毛が硬めのアビシニアンは病気に強く、体毛がほとんどないスキニーや、白毛に赤目のアルビノは病気に弱いので選ぶ基準にするといいでしょう。
生き物の寿命は、体の大きさに比例しています。モルモットの中でも、体が大きいオスのほうが長く生きることが多いです。
ハムスターもモルモットもだいたいの平均寿命は決まっていますが、種類や個体差が大きいと言えます。また、食事や住む環境、運動の量などによって違います。運動不足やストレスは寿命に大きく関係しているのです。少しでも長く一緒にいれるように愛情を持ってお世話をしてあげましょう。