仕事で疲れた毎日、家に帰るとかわいいモルモットが待っていてくれたら疲れも一気に吹き飛んでしまいそうですね。
部屋が狭いと、モルモットを飼うスペースを確保出来るかどうかと心配になっていませんか?
まずはモルモットの体長や体重などの大きさについてご紹介します。オスとメスでは大きさに差がありすが、一般的に飼われているモルモットの平均的な大きさとは。
またモルモットを飼うにはケージも必要になります。
ケージはどのくらいの大きさになるかも確認してみてください。
モルモットがお部屋にやって来た時のサイズ感がつかめることでしょう。
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モルモットの大きさはどのくらい?体長や体重について
モルモットの大きさは、実は品種による違いはほとんどありません。
オスとメスによっての体重差や、具体的な大きさについて
- 体長はオスメス共に、20~30cm前後に成長します。
体重には差が表れ、オスは900~1200g前後、メスは700~900g前後に成長します。
小さめのオスと、大きなメスが同じくらいの大きさになりますね。
オスの場合は1kgを超える個体もいますが、1400gを超えてくると肥満気味で健康状態に影響を与える可能性があります。
モルモットにとっても肥満は良いことではないので、体重の増えすぎには注意です。 - 寿命は平均で6~8年くらいですが、ここでは品種によって違いが表れることもあります。
スタンダードなモルモットや体の大きめなモルモットが比較的長く生きて、品種改良された品種や体の小さめなモルモットは長生きではない傾向にあります。
とは言えあくまでも一般論です。
適切な環境で、愛情を持って育てることで寿命を延ばすことも出来るので、一緒に過ごす時間を大切にしましょう。
モルモットの見た目がかわいいのは頭と胴体大きさと足の短さ
モルモットの平均的な大きさについて紹介しましたが、次は見た目について紹介していきます。
1000g前後の体には、どのような可愛さの秘密があるのでしょうか。
まず印象的なのは、ずんぐりとして丸みのあるスタイルです。
頭と体の境界線がはっきりしないほど、ずんぐりしています。
丸みのある体がふわふわの毛で覆われているので、まるで動くぬいぐるみといった見た目です。
毛の長い長毛種では、パッと見ただけではどっちが頭?どっちがお尻?と考えてしまうくらいの体つきです。
その丸い体に、短い手足がちょこんと付いています。
手足が短くて、お腹が床についてしまいそうなほどです。
このような体型なので、運動もあまり得意ではありません。
部屋を散歩するときも、ゆったり、のんびりと歩きます。
しかし、時々驚くような俊敏さを見せることもあり、そんなところも可愛らしいギャップです。
モルモットとハムスターの大きさを比べてみたら
モルモットとハムスター、イメージがかなり似ていると想像する方も多いでしょう。
しかし、モルモットとハムスターでは、大きさに決定的な違いがあるのです。
ハムスターは品種によって、大きさに違いがある
大きめなハムスターだと体長は15cm前後、体重は150g前後になります。
そうではない品種では、体長10cm前後、体重は30~40gと本当に小さいです。
どの品種のハムスターにしても、モルモットは1000g程度なので、大きさの違いは明らかです。
ハムスターは手のひらに乗るサイズ感ですが、モルモットは手のひらサイズという大きさではありません。
1000gのモルモットを手に乗せると、ずっしりとした重みが伝わりますね。
モルモットとハムスターは大きさだけではなく食事にも違いがある
モルモットとハムスター、それぞれ何を餌としているか知っていますか。
ハムスターは雑食なので専用ペレットやひまわりの種、虫や煮干しを食べることもあります。
一方モルモットは完全な草食動物なので、ひまわりの種や虫、煮干しは一切食べません。
専用ペレットや牧草、野菜や果物を主な餌として食べます。
体の大きさが違うので当然ですが、飲む水の量にも明らかな違いがあります。
ハムスターは給水器の水が減ったかな?と感じる程度ですが、モルモットは一日に500mlもの水を飲むこともあります。
モルモットは水が大好きなので、新鮮な水がいつでも飲める環境が必要です。
初心者でも飼いやすい一般的なモルモットの大きさや特徴
モルモットを飼育したことのない方には、最も一般的なモルモットが飼いやすいです。
ショートモルモットやイングリッシュモルモットと呼ばれる品種で、ペットショップや動物園で見かけるモルモットは、ショートモルモットが一番多いです。
飼いやすいため最も一般的で、一番普及している品種になります。
人間との歴史も一番深く、モルモットがペットとして飼われた最初の品種になります。
このような要因も、飼いやすさと関係しているのかもしれませんね。
ショートモルモットの大きさも先ほど説明したように、体長20~30cm、体重はオスが900~1200g、メスが700~900gの大きさになります。
寿命は飼育環境によっても変わりますが、平均で6~8年ほどです。
草食動物であり小動物という、外敵に狙われやすいことから、モルモットは臆病で強い警戒心を持った動物です。
飼い主に馴れるまで、長い場合は一年以上かかることもあるほどです。
そんな環境の変化が苦手なモルモットの中では、人懐っこく社交的な性格をしているので、飼い主と仲良くなることも比較的簡単な方です。
段階を経て馴らしていけば、モルモットの方からもコミュニケーションをとろうとしてくれます。
モルモットを飼育する上で気を付けたいことが、温度や餌、ストレスを与えないということです。
モルモットは温度の変化が得意ではありません。
いつも快適な温度で過ごせることが理想的なので、20~26度の温度に保ってあげましょう。
直射日光にも注意です。
餌はペレットや牧草、野菜をバランス良く与えます。
モルモットはビタミンCを作り出すことが出来ないので、餌などから補給する必要があります。
サプリメントで補うことも一つの方法ですね。
腸内環境を整え、生涯伸び続ける歯をすり減らすためにも、牧草は十分に与えましょう。
いつでも、好きなときに食べられると喜びます。
そして、臆病なモルモットは非常にストレスに弱いです。
ストレスが原因で体調を崩したり、寿命を縮めることがあるほどです。
大きな物音を立てない、スキンシップの時間を長くしないなど、モルモットの習性に寄り添った接し方が大切です。
モルモットのケージの大きさは?うさぎ用ケージがオススメ
モルモットを飼育するためのケージですが、体長が30cmくらいまで成長することを考え、背伸びしてもケージを乗り越えない高さが必要です。
そして約1000gの体でも、自由に歩き回ったり、寝転がったり出来るスペースも必要です。
高さ40cm×幅60cmくらいは確保したい大きさです。
しかし、なかなかモルモット専用のケージは販売されていることがありません。
見つけることが困難です。
なのでうさぎ用のケージで代用する飼い主が多く、大きさの面でも問題ないので、うさぎ用のケージをおすすめします。
通気性の良い金網メッシュタイプのケージが、快適な温度管理のためにもいいです。
ケージに入れておくと、部屋のものを何でもかじってしまうことから守れるので、必ず事前に用意しておきましょう。
モルモットは外敵に居場所を特定されないようにという習性があり、その名残からトイレを覚えません。
ケージ内のあちこちに排泄をするので、複雑な構造のケージは非常に掃除が大変です。
掃除のしやすさも、ケージ選びには大切です。