モルモットは群れで行動する生き物【2匹以上飼う場合の注意点】

モルモットはもともと群れて行動する生き物ですが、実際に飼うのは1匹が多いでしょう。しかし、お世話に慣れてきたり可愛い姿を見ていてもう1匹飼ってみたいと思う気持ちが出てきたりしますよね。

そんなときに気になるのが、多頭飼いの方法です。多頭飼いするときにはどのようなことに気をつけたらいいのでしょうか?

いくら群れて行動をするモルモットとはいえ、相性があります。また、いきなり2匹を同じケージに入れてはいけません。いったいどのような流れで2匹めと顔合わせをさせたらいいのでしょう。

2匹目を飼う前に、このようなことを意識しておけばモルモット同士のストレスを軽くできるはず。モルモットを多頭飼いするコツやポイントを紹介します。

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野生のモルモットは群れで行動をします

モルモットの原種は、集団で群れを作り暮らしてしたという習性は知っていますか。

野生の中で生活していた頃は、草食動物であり小動物であるという特徴から、外敵に狙われやすい存在でした。
そんな環境から身を守るための方法として、夜に行動をしたり、集団で隠れながら生活をしてきました。

ペットとして飼育されるようになってからも、この名残は根強く残っています。
例えばモルモットの性格でもある臆病さや、警戒心の強さはこの名残です。

鳴き声を出して仲間とコミュニケーションをとっていたので、モルモットは自分の気持ちを鳴き声で表現することも名残ですね。
群れで生活をしていたので、多頭飼い出来ることもモルモットの特徴です。
他の小動物では、縄張り意識から多頭飼いが難しいことも少なくありません。

このように臆病で環境の変化に敏感なのは、野生の頃の強い名残の影響であり、モルモットの本能であることをまずは理解してあげましょう。

飼育するモルモットを群れで飼うときの注意点

多頭飼いが出来るモルモットですが、注意してあげる点ももちろんあります。

縄張り意識が全くないわけではありませんし、上下関係もあります。
モルモット同士の相性の善し悪しもあるので、様子を観察して同じケージで飼うことが出来るのか見極めましょう。

野生で暮らしていた頃は、大きな自然の中で生きてきました。
狭さに悩むことなんてありません。

しかし、ペットとして飼育されるようになると、その頃のような十分過ぎるスペースの確保というわけにはいきません。
必然的に限られたスペースでの生活になります。

このことから、強い縄張り意識が芽生えることが考えられます。

群れで過ごしていたので、上下関係は以前からありました。
優劣を決定させるための喧嘩も珍しくない光景でした。

比較的オス同士で喧嘩することが多いですが、メス同士や親子間でも例外ではありません。

相性の問題もあるので、お互いに嫌悪感を持つ間柄だと争いの原因になります。
最初から一つのケージに入れることは、危険があるので控えましょう。

モルモットを群れで飼うときのメリット・デメリット

モルモットを群れで飼育するメリット

先ほど説明したように、モルモットは群れを作り暮らしてきました。
モルモットにとって、複数で一緒に生活することはとても自然な暮らし方です。

飼い主がいないときでも、仲間同士で寂しい想いをせずに待つことが出来ます。
一匹では心細いことも、仲間と一緒なら安心して過ごすことが出来るのです。

モルモットにとって、不安や警戒は強いストレスになるので、共有出来る仲間がいることは非常に大切なことです。

モルモットを群れで飼育するデメリット

相性や上下関係の問題から、最初から一つのケージでの飼育は危険です。
喧嘩をして怪我をすることもあります。

最初はケージを隣同士にして、お互いの様子を観察することから始めるので、複数のケージや広めのスペースを確保する必要があります。

また掃除の手間が二倍、三倍となっていきます。
モルモットはトイレを覚える習性がありません。
これも外敵に居場所を特定されないための名残で、ケージ内のあちこちに排泄をします。

そのため一匹でも掃除は、なかなか手間のかかる作業です。
それが複数となると、掃除に時間もかかるでしょう。

モルモットを1匹から2匹などのように多頭飼いする場合

モルモットを一匹から二匹に増やす場合、最初から飼育しているモルモットは大人になっていることがほとんどでしょう。
モルモットの成長は早く、生後二ヶ月くらいで立派な大人になります。

モルモットは成長とともに警戒心が強まったり、環境の変化への対応に時間が必要になります。
最初に飼育しているモルモットが大人の場合、縄張り意識や警戒心が高いことが考えられるので、自分のスペースに入り込んできた新しいモルモットを、すぐに受け入れないことも十分にあり得ます。

突然自分のケージに新しいモルモットが入ってくると、強い嫌悪感を持ちます。
こうなると喧嘩や攻撃の原因になってしまいます。

最初から同じケージで過ごすのではなく、ケージを隣同士に置くなどお互いがよく見える環境にして、それぞれの様子を見てあげましょう。
近くに寄ったり、声でコミュニケーションを取るような行動が見られると、相性は悪くないでしょう。

人間の突然自分のスペースに入り込まれると、ストレスを感じますよね。
モルモットはさらに強くストレスを感じます。
少しずつ距離を近付けることが大前提です。

新しいモルモットと一緒に飼うのは困難なケース

モルモットが相手の存在を認識したとき、なかなか最初からポジティブな反応を示すことばかりではありません。

時には一緒に飼育することを諦めたくなるような、行動を見せることもあります。
しかし、その見せる行動には段階があります。

慣れたら落ち着く行動から、根本的な相性が悪く長期的に続く行動までの段階があるので、段階別に見ていきましょう。

  • 唸る
  • お尻の臭いを確かめる
  • 追いかける
  • 上に乗る
  • 軽い歯ぎしり
  • 首元の毛が逆立つ

これらの行動は心配ありません。
上下関係を確かめることで、すんなり関係性が決まれば同じケージで過ごしても大丈夫です。

これより以下は喧嘩が始まる前兆です。

  • 頻繁な歯ぎしり
  • 相手の毛をくわえるような噛み方
  • 歯を見せつける
  • 荒い鼻息

この段階で同じケージにすることは危険ですが、徐々に関係性が確立されることもあるので、まだ可能性は捨てきれません。

  • 怪我の可能性があるほどの攻撃
  • 唸って威嚇、毛を逆立てる、歯ぎしりを同時に見せる
  • お互い向かい合って後ろ脚で立つ

これらの行動は、本気で喧嘩をする前兆です。
お互いが戦闘態勢になってしまい、上下関係の確立は難しそうです。
相性が合わなかったということなので、引き続き別のケージで飼育しましょう。

モルモットをつがいで飼うのはよく考えて

モルモットは繁殖力の高い動物です。
そして一度に複数の赤ちゃんを出産します。

つがいで飼育しているとあっという間に繁殖して子供を増やし、そのまた子供同士でも繁殖するので、希望しない場合はオスとメスは離して飼育することが絶対です。

モルモットは生後二ヶ月頃になると、妊娠・出産が可能なほどに成長します。
なので生後一ヶ月を目安に、離して飼育しましょう。
ケージの外に出して散歩させるときも、オスとメスが一緒に空間にならないように工夫しましょう。

もし予想しない妊娠・出産をした場合は、自分で育てることが出来るかどうかの判断を出来るだけ早くしましょう。
育てることが出来ない場合、里親を探して愛情を持って育ててもらうということも出来ますが、少しでも早い方がいいです。

若い方が新しい環境にも早く適応して、新しい飼い主にも馴れやすいです。