モルモットはあまり寝ないといわれていますが、ペットとして飼われてその環境になれると横になって寝るほどになります。
お宅のモルモットはどうですか?飼ってから日が浅いなら、まだ環境に慣れていないのかもしれません。
飼っているうちに慣れて、横になって寝ることがあったり熟睡するモルモットもいます。熟睡しているのに目は開いたままというかわいいモルモットもいました。
モルモットの性格にもより、寝てばかりという子もいるようです。
急に横になって寝ていたので心配したというケースもあります。
あまり寝ない子が寝ていたら驚いてしまいますね。
環境に慣れていくと、寝る事も増えていきますので安心してください。
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モルモットは横になって寝ることもあるが熟睡はしていない
モルモットは自然界では被食性、そのため昼間は行動をせずに穴の中で敵から身を隠して過ごしています。そして危険が及んだらすぐに逃げられるようにもともと熟睡をしない動物なのです。
このような暮らしをしていたモルモットは臆病で、警戒心が強いため家でペットとして飼育されていても最初のうちは、昼間はウトウトと巣箱でするだけで熟睡はしません。
しかしお家での飼育に慣れて、危険がないことが分かれば段々と横になって寝ている姿が見られるようになってきます。
モルモットの個体差にもよりますが、熟睡をしているように伺える場合もあります。
私達はずっと眠らないことは通常では考えられません。緊張などでウトウトとしか眠れなかった場合も、次の日は寝不足から熟睡してしまいますよね。もし数日眠れないことがあれば、病気ではないかと疑ってしまうほどです。
そのためモルモットも熟睡していない様子を見ると、病気かもしれないと不安になってしまうこともあるでしょう。しかしモルモットはもともと、そのようにして暮らしている動物です。
人との暮らしに慣れて、安心できるようになると警戒心がなくなり、横たわって眠る姿も見られるようになるので心配をしないでください。
モルモットが横になって寝るのは安心している証拠
警戒心の強いモルモットですが、上記したようにお家で飼育しているうちに段々と、その警戒心も薄れていき安心して横になる仕草が見られるようになります。
飼い主さんもモルモットとの暮らしに慣れてきて、姿を見るだけで安心しているのか、それとも警戒しているのか。わかってくるようになるのでご心配なく。
その時にちょっと心配になってしまうのは、その寝姿!薄っすらと目を開けて横になるモルモットもいるのですが、はっきりと目を見開いて眠るモルモットもいます。
しかし気配を感じて起きるわけでもなく、横になったまま。これでは何かあったのではないかと気が気ではありませんよね。
でもこのようにして横になるモルモットは決して少なくありません。このように目を見開いて横になっていても、巣箱から出て横になるという姿自体が安心している証拠なのです。
モルモットが横になって寝ることが多いのは退屈だからではない
モルモットが横になって寝ること自体、安心している証拠。飼い主さんを信頼しているからこそ出来る姿です。
しかしそんな姿も一日中だと、やっぱり心配になってしまったり、もっとコミュニケーションがほしいと思ってしまいます。
モルモットはその姿からハムスターと同じ性格だと思われがちですが、ハムスターよりもおっとりとしていて活発に動く姿はあまり見られません。
そのため一緒になにかおもちゃで遊ぶと言ったコミュニケーションを取ることは難しいと考えてください。
しかし膝の上にのせたり、ブラッシングをしたりと積極的にモルモットと関わることは出来ますよ。
慣れてくると膝の上にのせて優しくなでてあげると、気持ちが良くなり寝てしまう子もいます。コミュニケーションを取る時は無理強いをせずに、嫌がる時はやめましょう。モルモットにとってあなたと過ごすことが心地よい。と思えば、自然と距離が近づいていくはずです。
モルモットが動かないと思ったら横になって寝ているだけでした
モルモット初心者の方は、警戒心が強かったモルモットが横になって動かない姿を見ると、心配になってしまう方がほとんどです。
さらに目を見開いているのですから、びっくりしても仕方がありませんよね。
モルモットは慣れてくると横になって眠ることもある
元気にしていたのであれば、このような姿をしていても心配はありませんよ。
またなかなかなつかないと言われるモルモットですが、一緒に過ごすうちに特にエサをくれるご主人様とはコミュニケーションが取れるようになります。
エサがほしいとキュイーンと甘えたような鳴き声をだす事もありますし、足音やドアが開く音に反応して巣箱から出てきて、ケージの入り口でまっている姿が見られることもあるんです。
一緒に過ごしているうちに怒っている鳴き声か、甘えているおねだりの鳴き声か判断できるようになります。
また家族の中でも、そのなつき方は違ってきますので、自分だけに発する声を聞くと可愛らしくそして嬉しくなってしまいますよね。
リンゴやキャベツなどの野菜が大好きなモルモット、また自分でビタミンCを作ることが出来ないため、外から取り入れることが必要なので、モルモットとの距離をつめるためにもあなたの手から差し出して上げてください。ちなみに同じ野菜の栄養たっぷりな人参ですが、ビタミンCについては破壊してしまうので、モルモットには与えないでくださいね。
モルモットが起きているなら触れ合いたい。時間について
モルモットは大半を寝て過ごしているように感じますが、実は起きているの時間がほとんど。ならば触れ合いたいと思うのが飼い主さんですよね。
しかし何度もお話をしているようにモルモットは臆病で警戒心の強い動物です。また環境の変化にも敏感に反応をするので、飼い始めはモルモットにとって緊張しながら過ごす日々となります。
そんな時に無理やりスキンシップをとろうとするのは逆効果。モルモットと仲良くなるどころか、怖いトラウマとなってしまう可能性があります。
モルモットが巣箱から出てこずにじっとしている時は、無理をせずにそっとしておくのが一番です。段々と危険ではないとわかってくると、巣箱から出てくる時間が長くなって来るので、スキンシップを取るのはそれからにしましょう。
では最初はどのように触れ合うことが良いのか?
モルモットと触れ合う時間に適したポイントをご紹介します
- まずはモルモットの大好きなエサを上げて、エサをくれる人と認識してもらうことです。
他の動物と同じように、エサをくれたり身の回りのお世話をしてくれる人はペットにとって大切で特別な人です。
一番先になついてくれるでしょう。 - エサをあげる時はモルモットの名前を読んだり、声がけをして声も覚えてもらう方法がおすすめです。
- ふれあいに適した時間ですが、モルモットは夜行性なので夕方から動きが少し活発になってきます。
朝や昼間などに触れ合いたいときもあるかと思いますが、モルモットの活動時間に合わせてスキンシップをとってくださいね。
最初はストレスにならないように数分からはじめ、段々と慣れてきたら1日1時間程度、触れ合う時間をとっても良いでしょう。
モルモットはお尻を触られるのを嫌がるので頭から背中にかけて、優しくなでて上げてください。あなたの腕の中で横になる日もそう遠くはありません。