動物が好きで色々な動物に囲まれて過ごしたいというご家族も多いと思います。
モルモットと犬が仲良くしている画像もたくさんありますが、2匹は本当に仲良くなれるのでしょうか。
モルモットの性格は誰とでも仲良くなれるといいます。また犬の方にも相性の良い悪いもあります。
2匹の相性について紹介します。
実際に飼っていて、仲良くしているというお話もみてみましょう。
他もにモルモットと犬の同居で注意したいことがあります。確認してから同居をすることをオススメします。
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モルモットと犬、同居しても大丈夫?その相性は
モルモットと犬の相性ですが、結論からすると悪くはありません。
モルモットは穏やかで大人しい性格をしているので、他の動物とも仲良く出来ます。
動きがのんびりマイペースなので、犬を驚かせるようなことも少ないようです。
犬も性格にもよりますが、敵意を出したり攻撃性を見せることはあまりないようです。
同居で心配な点
食べ物が関わってくるときは注意が必要です。
モルモットに野菜や果物を与えると、それを見た犬も欲しがり、時にはモルモットの食べ物を奪ってしまうこともあるのだとか。
仲良くなると、一つの食べ物を一緒に食べる光景も見られるようですが、量が少なかったりお互いに譲り合う気持ちがないと、食べ物からの喧嘩に発展してしまうことも予想されます。
モルモットと犬の同居はとても仲良しという体験談
モルモットと犬が信頼関係を深めると、人間からすると驚くような光景が見られるようにもなります。
ここでは実際にモルモットと犬を同居させている、という方の体験談を紹介していきましょう。
驚きや心配になる部分もありますが、結果としてほっこりとした気持ちになれるエピソードです。
”モルモットと犬を同居させていますが、喧嘩をすることもなく、非常に仲良く過ごしています。
天気の日には、二匹仲良く窓際で日向ぼっこしている姿も見られて、とても心を和ませてくれます。
しかし、犬がモルモットを好き過ぎるのか、理由はわかりませんが、モルモットのペレットや糞を食べてしまうのです。
体に影響を及ぼさないか、非常に心配です。”
という体験談です。
餌のペレットだけでなく、糞まで食べてしまうというのは驚きですよね。
犬がモルモットの餌を食べても、問題はありません。
食物繊維やビタミンが豊富に含まれているので、栄養面での問題はありません。
しかし、体の小さなモルモットのための餌なので、犬にとっては非常にヘルシーでしょう。
きちんとドッグフードも食べていれば心配はありません。
そして気になる糞ですが、モルモットの糞は食物繊維が豊富で、たくさんの腸内細菌も存在しています。
糞を食べて犬が下痢をしたり、体調を崩すことがあれば早急にやめさせましょう。
この犬は特に体調の変化もなく、健康に過ごしているようなので、結果としては二匹の仲良し過ぎるエピソードといった感じですね。
モルモットのところへ犬が同居しにやって来たら
犬を先に飼っていて、後からモルモットを迎え入れるというケースがあるように、先にモルモットを飼っていて、後から犬を迎え入れるというケースもあります。
モルモットと犬は仲良くなることは出来ますが、順番が変わってもその関係は変わらないのでしょうか。
犬は飼い主に忠実で、上下関係をしっかりさせる動物です。
これは先に住民として暮らしていたモルモットに対しても、例外ではありません。
先に家族として過ごしていたモルモットに対して、従う姿を見せることも珍しくありません。
警戒心の強いモルモットが犬を受け入れれば、仲良く昼寝をしたり、お互いの鳴き声で謎のコミュニケーションを交わすこともあります。
モルモットはだれとでも仲良くなれる性格
モルモットが誰とでも仲良くなれるのは、モルモットの性格や習性が大きく関係しています。
モルモットの穏やかで大人しい性格が、他の動物とでも争うことなく過ごすことが出来る秘訣です。
自分から攻撃的な態度を見せることはほとんどなく、その姿に他の動物の戦意を喪失させるのかもしれません。
また、野生で暮らしていた頃は集団で群れを作り生活してきました。
群れで過ごすことに違和感を感じない習性も、他の動物とでも仲良くなれるポイントでしょう。
特にうさぎのような、同じ捕食動物であり大人しい性格をしている動物とは、良い相性を見せることがあります。
モルモット同士は喧嘩になってしまう
他の動物と仲良くなれますが、同じモルモット同士は相性や上下関係が顕著に表れ、最悪の場合は喧嘩が耐えない組み合わせもあります。
この場合はケージを分けて飼育する必要があります。
基本的には誰とでも仲良く出来る性格ですが、捕食動物としての名残から臆病で強い警戒心も持ち合わせているので、配慮も必要です。
いつも犬の鳴き声が聞こえ続ける環境では、モルモットはストレスを受けてしまいます。
一緒に暮らすにしても、適度に静かな時間を過ごせるようにしてあげましょう。
モルモットと犬の同居で注意したいこととは
モルモットと犬は、仲良く同居することも出来ますが、やはり違った特徴を持つ動物なので、配慮や注意も必要です。
犬の鳴き声や足音
特に大型犬の場合、鳴き声も大きくなりますよね。
頻繁に鳴き声が聞こえる環境では、モルモットは安心して落ち着いた生活を送ることが出来ません。
それどころか、ストレスから体調を崩し、寿命を縮めかねません。
犬の鳴き声が頻繁であれば、過ごす部屋を分けたり、生活スペースそのものを離すことも検討しなければなりません。
犬の菌
犬や猫が持っているボルデテラという菌を持っています。犬や猫はボルデテラ菌を持っていても、特に症状は出ません。
なので、菌を持っているという感覚を持たずにいる飼い主も多いでしょう。
しかしこのボルデテラ菌、モルモットに感染します。
そしてモルモットに感染すると、重篤な症状を引き起こす可能性があります。
気管や肺に炎症が起き、呼吸が苦しくなってしまい、最悪の場合は命の危険にも繋がることのある恐ろしい菌です。
モルモットを複数飼育している場合は、他のモルモットにも感染が広がります。
異種の動物だからこそ注意しなければならない菌があることを、頭に入れておいて下さい。