モルモットの小屋をすのこを使って自作する方法をご紹介します

趣味でDIYをしている人は、自宅で飼っているモルモットの小屋を自作してみたいと考えることもありますよね。モルモットの小屋は自分で作ることもできます。

100円ショップやホームセンターで材料を購入することもできますし、作り方もとっても簡単ですから、是非ご自分で作ってみてはいかがでしょうか。

ここでは、モルモットの小屋をすのこを使って自作する方法をご紹介します。自分で作れば、自分の好きなデザインで可愛いモルモットの小屋を作ることもできますよ。

お子さんと一緒に作ってみるのもおすすめです。

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すのこを使ってモルモットの小屋を自作する方法

モルモットを飼っている方なら知っての通り、モルモットは物をかじる習性があります。ストレスや欲求を満たしてほしくて、何かをかじって訴える場合もありますが、もともと一生伸び続ける歯をすり減らすために、噛んで「すり減らす」という行為が必要不可欠となるのです。

これらの理由によって、モルモットがかじり木以外のものを噛んでしまうことも少なくはありません。

ケージを噛んでしまうこともあるので、モルモットの小屋を手作りするのなら、噛んでもモルモットに問題のないすのこがおすすめです。

すのこを使用する場合はモルモットが噛むことを想定して、人工着色料を使用しないこと、表立って目立つ場所に釘を使用したり、接着剤を使用するもやめましょう。

ちなみにすのこは木は、ある程度の大きさに組み上がっているので、後は適当な大きさにカットをして、金具を使用して組み立て、ドアを設置するだけでOKです。

ドアは蝶番を利用して扉を小屋本体に留めてください。これだけでは、モルモットが脱走してしまいますので、カンヌキなど表側から必ずロックがかけられるようにすることも忘れずに!

モルモットの小屋を自作するときの床について

モルモットの飼育をする上で排泄物の処理は大きな問題点です。起きている間は何かしらを口にしているモルモットは、エサだけでなく水の摂取量も多く、糞、尿、どちらの排泄物も大量です。

一日掃除をしないと、排泄物は驚くほどにたまり臭いも発生してしまいます。

そのため小屋の中の床材の掃除は毎日が基本ですが、なるべくなら少しでも掃除の手間を少なくしたいものです。

そこで大切なポイントは床材は何を使用するかです。

モルモットの安全性を考えると、牧草や木製チップが口にしても大丈夫な点でいうと最適ですが、排泄物が付着してしまうので、その部分を捨てる必要があり手間がかかってしまいます。

そこで私がおすすめなのがすのこ板!

モルモットの小屋を自作したときのすのこ板を床にも敷いて、お掃除を楽にしましょう。

すのこ板は隙間があり、モルモットの排泄物がその隙間から下に落ちるというメリットがあります。すのこ板の下にペットシーツや新聞紙を敷いておけば、後はゴミ箱に捨てるだけでOKです。

もちろんすのこも汚れてしまうので1ヶ月に1~2度程、しっかりと水洗いをして乾燥させてください。乾燥させる間の洗い替えを用意しておいてくださいね。

モルモットの小屋をすのこで自作すると事のメリット

モルモットの小屋をすのこで自作するメリットは、安全性と通気性の良さです。

先述したとおり、すのこ板は金属製のケージと違ってモルモットが噛んだ場合でも、木で作られているので安全です。さらにペット用のすのこ板なら、かじることも想定されて作られているので、口にすると害のある着色料などが不使用で、さらに安心して小屋の材料とすることができます。

またすのこ板の一番の特徴は、隙間があいていることですよね。そこから空気が出入りするので、ケージの中の空気がこもることがなく、一定の湿度や温度を金網のケージと同じように保つことが可能です。

さらに金網よりも、塞がれている面が多いので、保温性にも一役買ってくれるのも嬉しい点です。

販売されているケージはある程度の大きさが決まっていますが、自作する場合は自分の好きな大きさ、形にすることが可能になるので、お家の可愛いモルモットに世界に一つだけのオリジナルのお家をプレゼントしてあげられるのも、メリットですね。

モルモットの小屋を自作する時の小屋のサイズについて

モルモットは一日の大半を小屋の中で過ごすため、ある程度の広さがないとストレスをためてしまいます。

小屋を置くスペースが限られている場合でも1㎡の床面積を確保してあげてください。目安としては新聞紙の半分です。

ケージを設置するスペースが十分に確保できるなら、60×80センチ程の大きさがあれば、モルモットが大きくなっても十分にゆったりと過ごすことができます。

その他の注意点としては小屋の高さですが、モルモットが立ち上がった時は30センチほどになるので、それ以上あることが絶対条件です。ギリギリでは脱走してしまう可能性もでてくるので、最低でも40センチ以上の高さにして手作りしましょう。

また通気性を考えた場合、屋根はすのこではなく、金網やネットを使用したほうが夏場の通気性がさらに良くなり、小屋内の空気がこもることを防ぐことができます。高さを十分にとった場合は屋根がなくても良いのですが、小屋の安定性などを考えると取り外しが可能な天井を付けたほうが良いでしょう。

また脱走のもしもの時を考えた場合でも、屋根があるのは飼い主さんにとって安心ができますよね。

モルモットの小屋を安く自作する方法

モルモットの小屋を自作する時、費用を最小限に抑えるなら100均の商品を利用してみてください。

100均でもすのこ板を購入することが可能です。また小屋を作るのに必要な金具もすべて揃えることができますよ。

またホームセンターなどで販売されているすのこよりも、すのこの隙間が大きいのも100均のすのこの魅力の一つです。

しっかりとしたすのこはその隙間も狭く、モルモットの小屋としては使用しにくい場合があります。

安定性や丈夫な点はメリットですが、隙間が狭いとモルモットの様子を知ることが難しくなります。その点100均のすのこは隙間が大きく、すのこ板でモルモットが見えなくなることがありません。さらに壁面で覆われるデメリットの一つの通気性の問題もクリアできます。

しかしこのタイプの隙間が大きいすのこ板にも注意点があります。モルモットの小屋に使用する場合は、モルモットが頭を挟まない間隔で無ければいけません。広すぎて脱走することはないと思いますが、頭が挟まってしまうと大変です。

またすのこ板は床材としても、掃除がしやすく便利だというお話をしましたが、隙間が広いタイプは床材には向いていません。床材として使用する場合には、モルモットの足が挟まらない程度の隙間のものを利用しましょう。