モルモットの遊ばせ方についてどんな風に遊ばせたらいいのかお悩みのあなた。
モルモットをせっかく飼ったのだから、できれば可愛いモルモットと一緒に遊びたいです。
しかし、モルモットはストレスに弱い動物です。なので、ストレスを与えないためには適度な遊びが必要です。
これは、遊ばせ方の方法の工夫や遊ばせる時間に対しても考えなければなりません。
もちろん、モルモットはとても小さいので遊ばせるときには、安全面についても考えましょう。
そこで、モルモットが喜ぶ遊ばせ方の工夫や遊ばせるのに最適な時間、遊ばせるときの注意点などについてご紹介致します。
これらを参考にモルモットとより信頼関係を築いて、ぜひモルモットとの触れ合いを楽しみましょう。
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モルモットが喜ぶ遊ばせ方の工夫とは
モルモットを飼育し始めると、その可愛らしい姿に早くモルモットを膝の上にのせたり、遊びたいと思ってしまいます。
モルモットを始めて家へ迎え入れた時
モルモットはとっても臆病で繊細な性格です。新しいお家の環境に慣れるまではそっとしておくことが一番大切。
モルモットが自ら近づいてくるまで、スキンシップはぐっと我慢です。
段々と巣箱から出てくる頻度が多くなり、飼い主さんの手から餌を食べるようになると、モルモットが慣れてきた証拠と言えるので、さらに段階をふんで距離を縮めていきましょう。
モルモットの頭を撫でてあげたり、ケージから外に出してお部屋の中で遊ばせてあげるとモルモットが喜びますよ。
臆病な性格のモルモットですが、その反面好奇心旺盛なところもあり、その好奇心でストレスを発散できる子もいます。
とは言ってもハムスターのように運動が得意なわけではなく、回し車などで遊ぶことは出来ません。
かじり木ボールなどをかじるだけでも、十分にモルモットは喜んで遊びます!
また狭いところを好む習性を利用して、簡単な迷路を作ってあげると、その中を喜んで走る姿がみられます。ぜひお試しを。
ストレスを与えない適度なモルモットの遊ばせ方
上記したようにモルモットを遊ばせるのは、十分にモルモットが新しい環境に慣れてからです。
モルモットの健康のためには適度な運動が必要ですが、無理強いをしてはいけません。ストレス発散のために!と思った遊びが、かえってストレスになってしまうこともあります。
小屋や巣箱から無理やり出して遊ばせることはNGですよ。
またもともと運動神経が良いとは言えないモルモット、長い時間遊ぶことは疲れてしまうのでこちらにも注意が必要です!
慣れるまでは少しの時間をケージの外で遊ばせるようにして、少しずつ時間を伸ばしていきましょう。
モルモットにストレスを与えない遊ぶ時間の目安
目安としては30分~1時間程度。サークルを利用して遊ばせる場合は、ケージをサークルの中に入れて、ケージのドアを開けておくと、好きな時間に好きなタイミングでモルモットが自分の巣箱に帰ることが出来るので、遊びがストレスになってしまうことを防げます。
モルモットを遊ばせるときには安全面にも気をつける
モルモットは夜行性で、日中は巣箱の中にいるのがほとんどです。コレはもともとの自然界での生活がペットになってもそのまま、モルモットに性質となっていることが理由です。
モルモットが安全に過ごせる部屋づくりを
狭い穴に身を潜め、日中は敵から身を隠して暮らすモルモットは、その習慣からか狭い所が大好きです。
遊ばせようとケージから出すと、一目散に物陰をめがけて走り出します。タンスや机の裏、押し入れの中など、少しだけある隙間の中に器用に潜り込んで行きます。
こうなると飼い主さんは手を入れることも出来ず、モルモットをケージに戻すのが困難に。
また何でもかじってしまうモルモットですから、壁のコンセントに刺さっているコードなどもかじるので、物陰に隠れてしまうと大変危険です。
モルモットが外へ脱走できない工夫をする
しかしさらに危険なのは、外に飛び出してしまうこと。夏場などはお家の窓を開けている場合が多いと思いますが、油断をしたすきに窓からモルモットが出ていってしまうことがあります。
そうなると帰省本能がないモルモットが自力で帰ってくることはゼロに近いでしょう。
またすぐさま隙間に入り込んでしまうモルモットですから、外に飛び出した場合も飼い主さんがモルモットを探し出すことが大変難しくなります。
モルモットをケージから出して遊ばせる時は、まずお家の窓を閉めること。そして家具と壁の間を塞ぐなどの隙間対策をすることを忘れずに行いましょう。
それでも心配な場合は、やはりサークルを利用して遊ばせる方法がおすすめです。
モルモットを楽しませるおもちゃの手作り方法
モルモットはかじることが大好きだというお話をしました。そこで手作りのおもちゃも、モルモットがかじって遊ぶことが出来るものを作ってあげましょう。
- 餌で作るおもちゃ
餌にもなる牧草のチモシーを、丸めて縛るだけ!コレでも立派なおもちゃの完成です。
しかしモルモットの中にも個々の性格があり、あまり齧る事に興味を示さない子も居ますので、見向きもしない場合でもせっかく手作りしたのに!とガッカリしないでくださいね。 - 迷路
モルモットの狭いところに入りたがる性格を利用して、モルモットがギリギリ通れるくらいの迷路を作っておもちゃにするのもおすすめです。
迷路と言っても簡単なものでOK。ダンボールなどで道を作って遊ばせて上げてください。 - トンネル
またモルモットは巣箱のように、天井が覆われていると安心します。
コレもやはりモルモットの自然界での生活が影響していて、上から狙われることの多いモルモットならではの性格です。
そこでおもちゃとしてモルモットが好むのがトンネルです。トンネルは布製でも、ダンボール製でもどちらでも大丈夫。所々にモルモットが顔を出せる穴をつけて上げてください。
トンネルを走り回り、モルモットが穴からひょっこりと顔を出す姿はなんとも可愛らしく、モルモット自身が楽しいだけでなく、見ているだけの私達も楽しくさせてくれます。
ちなみに手作りのおもちゃは、モルモットがかじってしまわないように注意をしなければいけません。
モルモットは何でもかじる性質がありますが、余計なものを吐き出すことができません。腸の中で詰まってしまうと大変ですので、かじっているところを発見したらすぐに使用をやめましょう。
飼っているモルモットの興味のあるものを探そう
モルモットのおもちゃは手作り可能です。しかしモルモットがかじってしまう可能性があるために十分な注意が必要です。
工作は苦手!口にしても安全なものが良い!そんな方は無理にモルモットのおもちゃを手作りせずに、購入する方法を選んでみてはどうでしょうか。
モルモットが好きな牧草のチモシーを巻き付けたかじりおもちゃや、かじっても安全な木で作られたおもちゃなど、多数販売されています。
また近くのペットショップでは取扱がなかった場合でも、ネットで探すことも可能です。
どのような良いおもちゃも、人と同じで、その子の性格によっては興味がわかないこともあります。
またそのようなおもちゃでも、時間があくと楽しく遊べるようになったりすることも少なくありません。
せっかく用意したのにどうして遊ばないの?そのように残念がらずに、その子の興味を引く遊び道具を探してみてください。
きっとコレだ!というものが見つかるはずです。
一番の注意点としてはどんなおもちゃでも、好きではないもので無理やり遊ばせようとして、しつこくしてしまうのはNG。信頼関係を崩してしまうようなことだけはやめてくださいね。