モルモットには毛が短い品種や長い毛が特徴的なモルモットがいます。
長い毛がシルクのように美しいのはシェルティやペルビアンなどがいますが、毛が長いので毎日のブラッシングは欠かせないので上級者向けとされています・
毛が長いモルモットのお腹の部分やお尻の部分には、牧草がついていたり尿などで汚れています。
モルモットの毛は伸びるので、長いと感じたらカットしてあげましょう。
自分でカットする場合は、モルモットが急に暴れることもありますので刃先には十分注意してください。
皆さんどのようにカットしているのかも紹介します。参考にしてみてください。
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モルモットのどの部分の毛が伸びるのでしょう
モルモットを飼育していると、最初は巣箱から警戒をして出てこなかったモルモットが段々と新しい環境に慣れて、なついていく。最初とのギャップがあるだけに余計に可愛く感じます。
「こんなに可愛いのならもう一匹飼育しても良いかも」、そんな気持ちになり多頭飼いをする方も少なくありません。
またモルモットを増やす場合に、今までは初心者にもお世話をしやすい短毛種を飼育していた方は、次に子は長い毛が印象的で可愛い長毛種を飼育する方も多いようです。
長毛種は長い毛のお手入れが大変です。毎日のブラッシングをしなければ毛玉になってしまい、魅力的な長い毛を切らなくてはいけなくなることもあります。
また長毛種にも沢山の種類があり、その種類によって毛の質が違い、伸びる場所にも違いがあります。
シルクような美しい長い直毛が特徴のシェルティは、頭部以外の毛が全て伸びる種類です。特に脇部分の毛が長く伸びやすく、おしりの回りの毛も長く伸びる特徴があるので、伸びすぎだと感じたらカットが必要です。
おしりの回りは排泄物が付きやすくなるので、シェルティを飼育する場合は、この部分を清潔にしてあげることも大切なポイントです。
モルモットの毛が伸びてきたら定期的なカットをしましょう
モルモットは同じ長毛種でも種類によって毛質や伸びる場所に大きく違いが出てきます。先述したシェルティは直毛で頭部の毛はほとんど伸びずに、他の場所の毛がのびる特徴がありましたが、ペルビアンはその逆で頭頂部の毛が伸びるのが特徴です。
二種類の長毛種のモルモット、見極めポイント
毛質は直毛とカール、同じペルビアンでも違いがあり、飼い主さんの好みのペルビアンを選ぶことが出来ます。
毛質がとっても柔らかいペルビアンは牧草や排泄物が付きやすく汚れやすいので、お腹部分や頭頂部の毛が伸びすぎたらカットをして、清潔に保つようにして上げましょう。また柔らかい毛は絡まりやすく毛玉も付きやすい特徴があります。
見た目も毛もモップのようなモルモットのペルビアン、穏やかな性格なので慣れるとブラッシングをしてもじっとしていてくれることが多いですが、毛のお手入れは大変なので、こちらも飼育はモルモット上級者向けといえます。
モルモットの毛は伸びる。種類によってわかることとは
長毛種のモルモットの毛は、人間の毛と同じように伸びます。しかし品種によっては伸びる位置が違ってくることがおわかりいただけたと思います。
テディのように縮れた毛が特徴のモルモット「テッセル」
シェルティを改良されて作られた比較的に新しい品種のモルモットです。
そのため頭部の毛が伸びず、つむじもありません。また脇腹部分が最もよく伸びるという特徴もシェルティと同じです。
しかしシェルティとは違い、縮れていて柔らかい毛のテッセルは、牧草や排泄物の汚れがさらに付きやすく、毛玉もできやすいので日々の毛のお手入れは大変です。
毎日のブラッシングを丁寧に行い、毛玉が出来ないようにすることが重要です。見た目がとても可愛いテッセルですが、こちらも毛の手入れの点を考えると上級者向けなのは言うまでもありません。
短毛種、長毛種共にモルモットは毛がありブラッシングが必要ですが、中にはスキニーギニアピッグのように毛がなく、ブラッシングなどのお手入れが不要なモルモットも存在します。
しかし毛がないのでお手入れや飼育が楽かというと、そうではなく、毛がないぶん体温調整に気を使う必要があります。
ついつい可愛さを重視してモルモットを選びたくなってしまいますが、毛のお手入れ方法や、性格なども考えてモルモット選びをおこないましょう。
モルモットの伸びた毛はカットやブラッシングが欠かせません
モルモットを飼育する場合、短毛種でもブラッシングをしなければいけません。猫のようにモルモットは自分で毛づくろいをしますが、毛玉を吐き出すことが出来ないので、時には病気になってしまうことも!球毛症などの病気にならないように、飼い主さんがしっかりとブラッシングをする必要があるのです。
長毛種のモルモット、ブラッシングをしない場合
毛が絡まって毛玉になってしまったり、毛に汚れがついたままになり衛生的にも問題が出てきてしまいます。
ブラッシングには毛艶を良くするだけでなく、夏には余分な毛をとり暑さ対策となり、冬には静電気を除去して汚れがつきにくくするメリットもあります。
このような点からモルモット、特に長毛種についてはしっかりとしたブラッシングが必要不可欠となります。
またモルモットの毛の伸び方についてはお話してきたとおり、品種によっても毛の伸びやすい場所、長さに違いがあるため、時にはカットを必要とする場合もあります。
警戒心が強く臆病なモルモットは、慣れるまでブラッシングをするのも大変です。さらにカットをする場合には細心の注意をはらってください。
カットの注意点については次で御紹介をしていきます。
伸びたモルモットの毛はカットしています。注意点も
長毛種のモルモットを飼育すると、毛が長く伸びすぎ、排泄物が毛に付くようになるとカットが必要となります。
しかしモルモットは臆病な性格なので、嫌がって動いたり暴れたりすることもあります。十分に信頼関係が築けて、大人しくカットをさせてくれるようにならなければカットが出来ないと考えておいてください。
モルモットの機嫌が悪く、カットを嫌がるような場合
無理をせずに、次の機会を待つことをオススメします。
はさみを利用しているので、急に暴れだしたりするとモルモットを傷つけてしまうかもしれません。無理強い禁物です。
基本的にモルモットは入浴が必要としないと言われていますが、長毛種で汚れがひどい場合などは皮膚病にならないように、獣医さんにお風呂を推奨されている方もいらっしゃいます。
そのような方は毛が濡れていると飛び散らずにカットがしやすいので、お風呂と一緒にカットを済ませる方法がおすすめです。またお風呂場でのカットは掃除がしやすいと言うところもメリットです。
お風呂には入れたくないという方は、シートを部屋に敷いてカットを行ってください。どちらの場合もカットをする前はブラッシングをすることをお忘れなく!毛の絡まりがなくなってはさみが入れやすくなります。
長毛種のモルモットは、夏場の暑い時期になると見た目からも暑そうに感じます。季節限定で短くしてあげると暑さ対策にもなります。また肛門を隠すように毛が生えているシェルティは、おしりの部分の汚れが気になるところです。この部分だけでもカットをしてあげると、汚れ具合にも違いが出てきますので、気になる場合はお試しを!
モルモットが怪我をしないように刃先は絶対にモルモットに向けずに、十分に注意をしてカットを行いましょう。