モルモットは環境の変化に敏感!モルモットを迎える時のポイント

これから家にモルモットを迎えようと思っている人もいますよね。新しい家族が加わることにワクワクしている人もいるのではないでしょうか。

モルモットを家に迎える時に気になるのが、環境の変化です。今まで生活していた場所からモルモットが引っ越しをしてくる時は、飼い主さんが気をつけておきたいことがあります。

モルモットは環境の変化に敏感な生き物ですから、ストレスがかからないように、お迎えする時のポイントをあらかじめ確認しておきましょう。

家族みんなで、新しく仲間に入るモルモットを優しくお迎えできるようにしましょう。

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モルモットは環境の変化に敏感な生き物

モルモットは、もともと外敵から身を守るために群れで行動をしていた生き物です。このため、警戒心が強く穴の中に隠れたり隅にいることで安心します。

モルモットのほとんどの性格はおとなしく臆病です。

警戒心が強いので、人の気配や音などに敏感なため飼うときには音や環境を変えないことが大切です。

モルモットが警戒してしまう環境とはどんなときなのか

  • ケージの位置を変える
  • エサを変える
  • 知らない人がいる

こんなときにモルモットはストレスを受けてしまいます。
強いストレスを感じると、エサや水をとらなくなってしまうことがあるので気をつけましょう。環境の変化で体調を崩すこともあります。

できるだけ、モルモットにストレスを与えないようにしてあげましょう。

では、モルモットを飼い始めて掃除機をかけるときにはどうしたらいいのでしょう?
お迎えしたばかりのモルモットは警戒心がとても強いので一週間は様子をみましょう。掃除をするときだけ、他の部屋に移すのもいいでしょう。

モルモットを家に迎えたあとの接し方のポイント

環境の変化や音に敏感なモルモットですが、飼い始めたときにはどのように接したらいいのでしょうか?それこそ、モルモットにしてみれば環境の変化で一番大きいときとも言えますよね。

モルモットを飼い始めたら、まず最初の2~3日は静かな場所に置きます。

嬉しくてケージを覗いたり、触りたい気持ちはよくわかりますがまずは警戒心をといてあげる事が先です。

お家の環境に慣れるまで、エサと水を与え掃除をするだけにしましょう。抱っこをしたり大きい声をかけると、警戒心がとけません。

飼い始めたばかりのモルモットは、ケージの隅や巣箱に入ってじっとしていることが多いです。このときに、むやみに触ってしまうとずっと警戒してしまいます。モルモットの嫌がることをしなければ、ケージ内でも徐々に動く範囲が広がります。

見てないときに、エサを食べたり水を飲んでいれば成功と言えるでしょう。

モルモットを飼い始めたらまずは静かに様子を見よう

  • 1~2日目 エサや水を与える 巣箱から出なくても問題はありません
  • 3日目  名前を読んであげる 野菜を直接与えてみる
  • 4~5日目 手からエサを受け取るようなら少し触ってみる(お尻を触るのはNG)
  • 1週間目 触っても嫌がらないようならケージから出してみる

初めから抱っこをするのではなく、なでる、手でエサをあげる、ひざの上に乗せるなどして慣れさせていきましょう。

モルモットに飼育環境の変化があった時は体調管理に注意を

日本には四季があります。このため、モルモットを飼うときには温度や湿度に気をつけなくてはいけません。

ほとんどのモルモットは寒さに強いと言えますが、15℃以下になることがないようにしましょう。

モルモットの飼育に適した温度

20~26℃程(15~30℃までは耐えることができますが、人間が暮らしやすい温度を保つ)

モルモットの飼育に適した湿度

40~60%(30~70%であれば問題なし)

このため、温度変化の少ない場所で飼育してあげてください。梅雨時期は、湿度に気をつけ、直射日光が当たる場所は控えましょう。日光浴はしたほうがいいですが、日陰を作ってあげないと、熱射病になってしまうことがあります。また、エアコンの風が直接当たるようなことがないようにしてください。

モルモットは、音や気配に敏感なので人がよく通る場所にケージを置くのは止めましょう。テレビの近くに置くのもよくありません。できるだけ、ケージの一面は壁につけてあげましょう。そうすることで、安心します。

モルモットは環境の変化に敏感!飼育する家選びも大切

一度、住む環境を整えたらあとはほとんど変わることのないモルモットの住まいのポイントを紹介します。

モルモットの飼育に必要なもの

  • ゲージ
  • 床材
  • 巣箱
  • 餌入れ
  • 牧草入れ
  • 給水器
  • かじり木

ほとんどの人がケージでモルモットを飼うと思いますが、実はモルモット用のケージというのはかなり稀です。ペットショップやホームセンターで売っているものはうさぎ用のものが多く、床を網ではなく違うものに変えてモルモットのケージとして使っています。

ケージは高さよりも、広さを基準に選んであげましょう。高さはだいたい30~40センチあれば大丈夫です。広さは1匹であれば新聞紙を広げた半分くらいあればいいでしょう。

床材は、モルモットがケガをしないようにすることも大切ですが掃除のしやすさも考えなくてはいけません。

身を隠せる場所があると安心するので巣箱は置いてあげましょう。

餌入れと牧草入れは分けてあげると衛生的ですね。ひっくり返さないように重さのあるものがいいでしょう。

給水器は吊り下げるタイプのものがいいでしょう。皿型で飲むこともできますが、こぼしやすいです。

ストレス解消になるかじり木を置くのもおすすめです。

モルモットを飼育する時の水や餌について

モルモットに与えても良い餌

  • 牧草
  • ペレット
  • 野菜

モルモットは人と同じように、自分でビタミンCをつくることができないのでビタミンCが含まれている餌を選ぶ必要があります。モルモット専用フードを与えるといいでしょう。

ビタミンCが含まれている野菜や果物をあげてもいいのですが、毎日あげるのは大変なのでビタミンCの含まれたペレットがおすすめです。ビタミンCは壊れやすいので、しっかり密封して保存しましょう。モルモットとウサギでは必要な栄養素が違うので、モルモット専用のものを与えてください。ペレットは食べ切れる量を与えましょう。

急に餌を変えてしまうと、食べなくなってしまうのは飼い始めるときにはお店で食べているものを与えるといいでしょう。違う餌に変えたいときには、新しいものを今まで与えていたものに混ぜてあげます。

餌は朝と夕方にあげます。

モルモットの好きな野菜

(キャベツ・小松菜・レタス・ブロッコリー)

モルモットに絶対に与えてはいけないもの

(ねぎ、にんにく、玉ねぎ、アボガド、コーヒー、チョコレート)

お水は一日一回は取りかえましょう。