モルモットの飼育をはじめると最初の掃除のタイミングややり方に悩みます。
モルモットはよく食べるし、その分尿やフンもたくさん出すので、飼い始めるとまずはそれに驚かれることでしょう。
なので、モルモットの飼育環境を衛生的に保つためには、こまめな掃除が大切になるのです。
そこで、ここではモルモットの飼育で最初の掃除のタイミングややり方、飼い始めの掃除のポイントや注意点、掃除の頻度や掃除の仕方、ケージの掃除を効率的にする方法などについて解説していきます。
私もこれを気をつけることで、モルモットのケージの掃除のコツが掴むことができました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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モルモットの最初の掃除は簡単に素早く
モルモットはもともと捕食される側の動物なので、性格は臆病で警戒心が強い特徴があります。
そのため最初にお家に来た時は、巣箱にこもって出てこない日が続きます。新しい環境に慣れるためには、しばらくの間はそっとしておいてあげることが大切なのです。
本当ならずっと静かにしておいて上げたいところですが、日中は姿を見せないモルモットも人がいないときや寝静まった夜には、巣箱から出てきて餌を食べたり水を飲んだり、もちろん糞や尿もケージの中でするため、お世話が必要です。
餌や水の補充、ケージの中のお掃除など。本来モルモットはきれい好きな性格も持っているので、汚いケージの中で生活をするとストレスをためてしまいのでケージの掃除は毎日することが必要です。
最初のうちはモルモットのケージをキレイにしてあげたくても、簡単にすばやく行いましょう。そうすることでモルモットの人に対するストレスが軽減されます。
これは餌や水の補充でも同じです。なるべくモルモットのケージの中に手を入れる時間は短く済ませましょう。
モルモットの飼い始めはあまり掃除をしなくても良い?最初は慣れることが大切です
上記したようにモルモットは本来きれい好きなため、ケージの掃除もしっかりと行ってあげたいところですが、飼い始めはまず環境に慣れることが第一です。
ケージの中で長い時間作業をすることは、モルモットのストレスになってしまいます。
餌や水やりと同様に、すばやく行うことを心がけてください。
そのためあまり掃除をきちんとしなくても大丈夫です。目立つ糞や尿を取り除く、牧草を床材として使用している場合には汚れた部分だけを、新しいきれいな牧草と交換しましょう。
その他にもすばやく掃除が出来る方法として、ペットシーツを利用する方法もあります。ペットシーツなら排泄物をくるむようにして丸めて、新しいキレイなシーツをケージの中で広げれば掃除が終了。あっという間にキレイにすることが可能です。
しかしモルモットは何でも噛んでしまう習性があるので、ペットシーツを噛んでいる形跡が見られたら、床材を違うものにするなどの対処が必要となります。
噛み癖があるモルモットには噛んでもOKなスノコ板を使う方法もあり、こちらも掃除を簡単に済ますことが出来るので、モルモットの飼い主さんには人気の床材です。
モルモットを清潔に保つための掃除の頻度や仕方とは!最初は刺激しないようにしよう
小さな体の割には驚くほどよく食べて、よく排泄をするモルモット。一日経つとその排泄物の多さに驚きます。
そのため床材の掃除は毎日が基本です。と言ってもお家に迎い入れたばかりのモルモットは大変ナーバスになっているので、刺激しないように1週間ほどはすばやく簡単に掃除を行ってください。
慣れてきたら、モルモットがケージを出て運動をしているうちに、ケージの中をキレイに掃除をしてあげるようにしましょう。床材を取り替えたり、食べ残しを処理したり、モルモットは巣箱や餌場にも構わずに排泄をするので、そのような場所もキレイに掃除をします。
そして1ヶ月に1~2度ほどは、ケージ全体の掃除を行いましょう。
スノコを外して水洗いをする。ケージ全体を洗うなど、いつもは掃除が出来ない場所を重点的にキレイにします。
スノコは水洗いをするとすぐに乾燥できないので、必ず洗い替えを準備しておいてくださいね。
モルモットの全体掃除をする際の注意点ですが、合成洗剤を避けて中性洗剤を薄めて使用するなどモルモットへの害の少ない洗剤を使用しましょう。モルモットは何でもかじってしまう習性があります。洗剤にも注意をしてあげる必要があります。
さらに害がない洗剤としておすすめなのが水で薄めたお酢を使う方法です。お酢には殺菌作用がありますので、洗剤としても使用が出来るので便利です。
お酢を使う場合もしっかりと水で洗い流すこと、お酢がついたままになってしまうとモルモットがニオイに反応するので、洗剤と同じようにすすぎを十分にしてくださいね。
ケージの掃除を効率的にする方法
モルモットを飼育していると気になるのがニオイです。排泄物が大量な上に、そのまま放置しておくとそこに菌も発生するので、ニオイは気になり始めます。
モルモットを飼育するなら掃除はしっかりと行うことが、モルモットにとっても飼い主にとっても大切なのです。
しかし家族の中でモルモットを可愛がる人はたくさんいても、掃除などの世話をするのはお母さんだけ。そんなお家が多いですよね。
しかし主婦はやることが盛り沢山!家事に育児に仕事にペットの世話までとなると、なかなか手が回らなくなってしまいます。
そこで汚くなりやすいモルモットの世話をいかに効率的に行うか、そこが知りたいですよね。
調べてみるとやはり簡単にキレイに出来る方法として、皆さんが活用しているのはスノコとペットシーツ。
ペットシーツはコストがかかりますが、使い捨てでゴミ箱に捨てるだけなので、やはり手軽です。
スノコは、その特性を活かし、空いている隙間から下に排泄物がおちるので、床下に新聞紙などを敷いておくと、こちらも新聞紙を丸めて捨てるだけで排泄物を処理することが出来ます。
しかし1ヶ月に1~2度程は水洗いをして天日干しをする必要があること、またうまい具合に隙間から排泄物が落ちずに、スノコについてしまったままになることもあります。
掃除のしやすさを選ぶか、コスト面を重視するか、それぞれのお家のスタイルに合わせて考えてみてください。
毎日の簡単な掃除でモルモットも健康的に過ごせる
どんな場所でも掃除を怠ると汚れが積もり積もって、いざ掃除をしようとするときには汚れが落ちずに大変ですよね。
モルモットのケージの掃除も同じように、毎日の掃除が重要なポイントです。面倒でも毎日簡単な掃除をしておくことで、清潔にキレイなケージを保つことが出来ます。
そしてキレイで清潔な場所で過ごすことは、健康にも直結します。これもやはり私達と同じですよね。体に与える影響だけでなくきれいな部屋で過ごすことは、心の健康にも繋がります。
動物もストレスを感じるので、汚い環境で過ごすことはモルモットにとってもストレスになり、ストレスを感じるとケージを噛んで噛み癖がついてしまったり何かしらの症状が出ることがあります。
毎日の掃除は食べ残しを片付けたり、糞や尿の排泄物を片付けるだけでOKです。牧草を床材として使用している場合は、その場所を新しい牧草に取り替えるだけでもキレイになります。
自分にとって楽に掃除が出来る方法を選んで、モルモット、飼い主さんともに快適な生活を送りましょう。