これからモルモットを飼おうか悩んでいる人で、賃貸のアパートに住んでいる人は、モルモットの鳴き声がご近所の迷惑になるのではないか気になりますよね。鳴き声でご近所に迷惑をかけて、トラブルの元になっても大変です。
賃貸のアパートでモルモットを飼う時、鳴き声はご近所に聞こえるものなのでしょうか。賃貸のアパートでモルモットを飼うことができるのかと、モルモットの鳴き声問題について考えてみましょう。
ここでは、モルモットの鳴き声がアパートで迷惑になるのかと、アパートで飼う時の注意点についてお伝えします。
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モルモットの鳴き声はアパートで迷惑になるのか
モルモットは穏やかで、おとなしい性格をしています。
なので周囲に迷惑をかけるような鳴き方は、ほとんどすることはありません。
モルモットが鳴き声を出す理由は、自分の気持ちを表現することです。
嬉しい気持ち、驚きや恐怖といった感情を、いろいろな鳴き声で伝えようとしてくれます。
鳴き声の大きさは、体も小さいので他のペットに比べると気にならない大きさです。
アパートでも、窓を閉めていれば隣にも聞こえないくらいです。
中には回し車を必要とするハムスターより、モルモットの方が鳴き声をはじめとする音全般気にならないという方もいます。
しかしそのアパートによっては、構造も壁の薄さも違います。
必ず聞こえない、という保障はありません。
飼ってからトラブルになっては困るので、不動産屋や大家に事前に確認をしておくのが一番いいでしょう。
モルモットの鳴き声は意外と大きい
モルモットの鳴き声は、アパートの壁を突き抜けて気になる、というほどの鳴き声ではありませんが、他の小動物と比べると鳴き声は大きめかもしれません。
モルモットはお話が好きで、自分の気持ちを伝えたりコミュニケーションをとるために鳴き声を出します。
音の大きさとしては大きくはないのですが、小動物の鳴き声とすると少し驚くこともあるかもしれませんね。
気になる場合は、窓を閉めたりカーテンを閉めるだけでも対策出来ます。
さらに心配な場合は、遮音カーテンにするとより効果的です。
それでも犬や猫のように、頻繁に鳴き声を出す動物に比べるとその頻度は多くありません。
アパートのような集合住宅でも、鳴き声を気にして飼育しにくいという感じではないでしょう。
モルモットは夜行性!音や大きな鳴き声はアパートでは迷惑かも
昼間はモルモットの鳴き声がほとんど気にならないという場合でも、夜になるととてもうるさく感じるということもあるようです。
それはモルモットが、本来は夜行性であることが関係しています。
電気を消して暗くなってからの方が、本領を発揮して元気に遊び回ることがあるからです。
1~2歳の若いモルモットには、特にこの傾向が強く表れます。
他にも甘えたいときや、餌やおやつが欲しいときはキーキーと高い声で呼ぶことがあります。
夜の静かな時間に、この高い声は非常に響く印象がありますね。
少しかわいそうに思うかもしれませんが、このときは構わずに無視を続けることが有効です。
少しだけ、と相手にしてしまうと習慣になって、鳴き声を出せば要求に応えてくれると学習してしまいます。
夜は相手にしてもらえない、ということを認識させましょう。
事前に餌や水を多めに用意して、鳴く頻度を減らす工夫も大切です。
キーキーよりも大きく響くように、まるでサイレンのような鳴き声を出すことが時々あります。
これは何かに恐怖や警戒を示している声です。
この場合は無視をせずに、原因となることを解消してあげましょう。
賃貸アパートではモルモットの飼育が可能なことも
賃貸のアパートは、それぞれの規約が違います。
小動物であっても飼育はダメな場合もありますし、モルモット程度なら何も問題ないという物件もあります。
いずれにしても、後々のトラブルを避けるために事前に不動産屋や大家に相談することは必須です。
無断で飼育をして、退去時に臭いや傷などで、多額の費用を支払うことなんてことになっては困りますよね。
近所に動物アレルギーの人が住んでいる可能性もあります。
モルモットが体調を崩した場合、病院に連れて行くことも、無断で飼育していると簡単には出来なくなってしまいます。
モルモットを飼育するということは、いろいろな状況が訪れる可能性があるということを考えて、事前の申請は守るようにして下さい。
無断で飼育していたことが見つかり、部屋を出ていくかモルモットを処分するかという選択に迫られるケースも他人事ではありません。
モルモットをアパートで飼う時の注意点
今まで説明したように、モルモットをアパートで飼育する場合は、最低限度の飼い主としてのマナーは必要不可欠です。
- 鳴き声などの音
- 臭い
- 部屋の汚れ
- 近隣に動物アレルギーの人はいないか
- 長毛の場合は、抜け毛の可能性がある
これらのことには、必ず気を配らなくてはなりません。
不動産屋や大家の許可が出たら、近隣の人にモルモットを飼育していることを伝えると、よりトラブルの原因を抑えることが出来ます。
そのときに、こちらから動物のアレルギーはないかも確認しておきましょう。
鳴き声もときどき聞こえる程度なら問題なくても、毎日のように聞こえては近隣の方のストレスにもなってしまいます。
出来るだけ窓やカーテンを閉めて、出来るだけの対策は行いましょう。
夏の暑いときでも、夜間は窓を開けることは我慢した方がいいですね。
比較的臭いの少ないモルモットではありますが、動物を飼っていない人からすると、気になるということもあります。
ケージの掃除は毎日欠かさずに行い、排泄物の処理はその都度出来ることが理想的です。
常に清潔を心がけ、臭いの充満を防ぎましょう。
清潔にすることは、臭いだけでなく、モルモットの健康のためにもとても重要なことです。