とっても可愛いモルモット。飼い方もあまり難しくないため、モルモットに毎日癒やされているという飼い主さんもいますよね。モルモットはペットとして一人暮らしの女性に密かな人気がある動物です。
ペットを飼っている人のお悩みとして多いのが、旅行に行くときにペットに留守番をさせても良いかという問題です。モルモットの場合は、一人で留守番をさせて飼い主さんが旅行に行くことはできるのでしょうか。
もしも旅行に行くとしたらどのくらいの日数が可能なのか、餌や水などのお世話や、注意点は何なのか知りたいですよね。
ここでは、モルモットに留守番をさせて旅行に行くことについてと、気をつけたい注意点についてお伝えします。
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一泊二日の旅行でモルモットを留守番させることについて
結論から最初にお話すると、一泊二日の旅行ならモルモットはお留守番は可能です。しかしお留守番が出来るのは元気で健康なモルモットに限ります。
モルモットはハムスターのように小さくはないので、気軽に旅行に連れて行くことは難しく、お留守番してもらうのが一般的です。
留守番させるモルモットの環境
お留守番はお家でする、ペットホテルに預かってもらうなどの方法がありますが、一泊二日ならお家でも十分にお留守番をして、待っててもらうことが出来ます。
まずは健康なモルモットだと言うことが第一条件ですので、それをクリアしている場合には餌や温度管理などに十分注意をしてお留守番をしてもらいましょう。
ちなみにお留守番はモルモットだけでしょうか。もし猫や犬なども一緒にお留守番をするのなら、それは危険です。
普段飼い主さんがいるときや、少し留守にする程度なら一緒にお留守番をすることは可能ですが、お家に帰れない場合は他の動物が一緒にいると、モルモットにとって大きなストレスになることは明らかです。鳴き声などにも敏感に反応するので、お留守番の方法を考える必要があります。
旅行に行くときのモルモットの飼い方・餌や温度管理
モルモットが健康で、お家にはモルモット以外の動物もいないなど、お留守番の最低条件をクリアできたら、次に餌や温度管理です。
普段仕事をしながらモルモットを飼育している人は、お留守番にはある程度の知識があることと思います。
モルモットは寒すぎても暑すぎてもだめな動物
冬なら部屋が20度を下回らないように、夏場なら25度を上回らないように部屋の温度を管理しなければいけません。
旅行に行っている間、モルモットがいる部屋の温度を一定に保てるように暖房器具やエアコンなどを利用して、部屋の温度管理をしましょう。
また水や餌も重要です。足りなくならないようにたっぷりと与えてから出掛けてくださいね。ペレットを食べすぎてしまうモルモットなら、ペレットの他に牧草なども餌としてケージの中にいれておくなどの工夫をしましょう。
ちなみに毎日野菜を上げてビタミンCを補給しているモルモットの場合、ビタミンの摂り方についても考えなければいけません。
旅行中の間だけでも、飲水にビタミンを混ぜて与えるなどの対処をしてください。もちろん旅行に行く前に予行練習として、ビタミンを含んだ水を飲むかどうかも確認しておいてください。
モルモットに留守番をさせて旅行に行く時の飼い方・おすすめのグッズ
モルモットは一泊二日の旅行なら自宅での留守番ができるとお話しましたが、初めてお家を空ける場合は、やはり心配でたまりませんよね。
モルモットの様子が知りたいのなら防犯カメラを設置して、モルモットの様子を見る方法があります。
でも防犯カメラは高いイメージがあり、購入に躊躇してしまいがちではありませんか。でも実はとっても手軽に購入できる防犯カメラも販売されています。使い方もスマホにアプリを入れて使用できるので、どんな場所でもすぐにモルモットの様子を確認することが出来て便利なのでおすすめです。
また餌や水を沢山用意しても、やっぱり一度に食べすぎて、なくなってしまっていないかと心配性な飼い主さんもいらっしゃるはずです。
そこでそんなかたにおすすめなのが、自動餌やり器です。
食べた分だけ受け皿に補給されるようになっていて、貯蔵部分もある程度の大きさがあるので一泊二日なら餌がなくなることもないでしょう。同じように水を入れることも可能です。
こちらも手軽に購入が出来る価格なので、水と餌2つ用意をしておけば餌や水が足りないのでは?という不安を解消できます。
防犯カメラも自動餌やり器も、事前に練習をしてモルモットが使用できるかどうか、スマホで映像を確認できるかどうかを、調べておくとさらに安心が出来ます。便利な道具を賢く利用してお留守番を乗り切る方法もありますよ!
モルモットはペットホテルに預けられるのか
モルモットをペットホテルに預けるリスク
どうしてもモルモットの様子が心配な場合は、ペットホテルに預けるという選択肢を飼い主の方は考えるでしょう。
誰もいないお家で留守番をさせるよりも、ペットホテルに預かってもらったほうが安全な気がします。
しかしモルモットは警戒心が強く臆病な性格です。違った環境に慣れることが難しく、また他の動物の鳴き声にも大きなストレスを感じます。
ペットホテルには犬や猫など、鳴き声をあげる動物も預けられていますので、大きなストレスにならないかどうかが心配な点です。
どうしてもという場合には小動物専用ルームがあるペットホテルを探して、なるべくストレスを小さくしてあげるようにしましょう。
ペットホテルと自宅でのお留守番、どちらがモルモットにとって安心できる環境なのかを考えることを忘れないでください。
ペットホテルから帰ってきたら警戒するようになった、ストレスのせいか下痢をしているなどというようなお話もあるので、どのような環境か下見をしておくなどの注意もしてくださいね。
旅行に行くときのモルモットの飼い方の注意点
モルモットにお留守番をさせることが可能ですとお話をしてきましたが、留守にする日にちによっても違いがあります。
一泊二日なら大丈夫ですが、それよりも長くお家を空ける場合は餌や水が十分に足りているか、室内の温度管理は大丈夫かなど、より注意をする必要があります。
また御存知の通り、モルモットはよく食べよく排泄をする動物です。一泊二日でもケージの中は旅行から帰ってくるとかなり汚れているはずです。コレがさらに日にちが経つことを考えると衛生面でも二泊三日が限界です。
ペットを飼うということは家を空けられないと言うことです。その覚悟が無ければペットを飼えません。
また家を空けることが多いのなら、他にモルモットのお世話をしてくれる人を探しておくと安心です。留守中に水やエサを変えてくれて、ケージの掃除を任せられる信頼の出来る人を探してみてはいかがでしょうか。
モルモットにとっては知らない人にお世話をされるのは、警戒をしてストレスになりがちですが、ペットショップでいつもとは違う環境下、さらに他の動物の鳴き声がする場所に預けられるよりはストレスが少なく済むはずです。
その他にも一日一回の運動を楽しみにしているモルモットもいます。ケージから出してくれないとケージをかじって訴える子もいますから、やはり短い期間でしか家を空けることは難しいと考えましょう。
モルモットの性格なども考慮して、お留守番をさせるか、人に飼育をお願いするか、ペットホテルを利用するかを選んでください。モルモットの体調が悪い場合は、旅行は避け、どうしても家を空ける場合は病院が併設されているペットホテルを探してくださいね。